今日の黙示録「別れてから時間を返して!!という人について」
お久しぶりです。まつもつです。
最近Twitterを何気なく眺めているとこんな内容のツイートを見かけました。
具体的なアカウントなどは個人のプライバシーがあるので提示することができませんが、
「最近、相手と別れた。付き合ってた時間返して欲しい」
といった内容です。
実はこの手のツイートは結構目にします。
そしてその投稿を見て僕は少し疑問に感じました。
まず大前提として、僕は2人が何故別れたのかという経緯を知らないのでどちらに原因があるのかを言及することはできません。
そしてどちらかを一方的に肩入れする訳でもなく、あくまでも客観的な観点から意見をさせていただきます。
まぁどちらにせよ僕が気になったのは
"時間を返して欲しい"
という一文です。
確かにその不満がでるということは今までに数え切れないくらいその相手に時間やお金、またはサービスを投資してきたのでしょう。
しかし、その分の時間だけ相手も自分に投資してくれていた。ということになります。
それを、さも自分だけが相手に時間を奪われた!!という風に声高に訴えるのはだいぶお門違いのような気がします。
しかし、そう言った時にこのような反論が返ってくる場合があります。
「向こうから一方的に寄ってきたんだ!」
要するに自分は特に興味は無かったけど相手が寄ってきたから仕方なく自分の時間を割いてあげた。それなのに別れたらその時間無駄だろ!
と言いたいのでしょう。
確かにやるせない気持ちも分かりますが、あくまでも自分の時間をその相手に投資するという行為の決定権は相手ではなく、自分にあります。
つまり、それがどんなに気持ちに偏りがあったとしても自分の意思で相手に時間を投資したのです。
なので、責任を取るのは相手ではなく自分にあります。
そしてもう一つ当事者の反論要因としては、時間ではなく、お金やサービスを相手よりも多く投資しているのに!という反論です。
これも相手と自分とで比較して自分の方が相手に沢山尽くして、お金も掛けているとなると、イコールではないので不公平に感じ、それが結果的にじゃあ何で付き合ったの?時間返して!という結論に結び付いてしまいがちです。
しかしよく考えてみると
恋人関係は必ずしも御恩と奉公の関係で成り立っている訳ではありません。
中にはそのような規則を設けている恋人同士もいるかもしれませんが、本来はサービスをしたからその分のサービスをして貰うだとか、プレゼントを渡したから必ずプレゼントを貰えるだとか。そういうイコールの関係で結ぶのは間違っていると思います。
それは貰ったのにあげなくていいだとか、お金をケチリたいだとかそういうことではなくて、
単純に相手を喜ばせる為にやってることなんだから見返りを求めているのは違くない?
という意味です。
何故なら見返りを求めるということは、自分が相手に行なっている時間の投資や、お金の投資、サービスの投資は見返りの為に行なっている着火剤でしかない。
という風に捉えられてもおかしくないからです。
臭いことを言うようですが、本当に相手が好きであれば時間や、お金、サービスなどを投資することは別に惜しいことではないと思います。
なので冒頭で述べたようなツイートを行う人は本当に好きだった人ではなかった可能性が高いので、むしろ別れて良かったですね。
結論として、例え別に好きでもない相手でも時間は平等だし、自分に責任があるよっていう話でした。
まぁツイートしている人も恐らく自分でも分かっているけど、ツイートしなきゃ収まらない!という人も多そうですね…
だとしたら余計な口叩いてすいません。
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