松野広志@BtoB SaaS HR-Techのプロダクトマネージャー

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松野広志@BtoB SaaS HR-Techのプロダクトマネージャー

BtoB SaaS HR-Tech領域で働くプロダクトマネージャー。成功体験や失敗体験を発信しています。 株式会社ROXXのプロダクトマネージャー & マネージャー / 株式会社ABCD Partners代表

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プロダクトロードマップの種類と活用と作り方

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      • おすすめフレームワーク#3:分析編

        はじめに株式会社ROXXのプロダクトマネージャー、松野広志です。世の中には先人たちが開発した各種フレームワークが多々存在し、それらを活用することで、物事を整理しやすくなり、議論や検討をスムーズに行うことができます。そこで、プロダクトマネージャーにおすすめのフレームワークを「新規事業開発編」「機能開発編」「分析編」の3つに分けて記事にしたいと思います。今回は、その中の分析時に役立つフレームワークをご紹介します。 1.Porter's 5 Force(ポーターのファイブフォース

        • おすすめフレームワーク#2:機能開発編

          はじめに株式会社ROXXのプロダクトマネージャー、松野広志です。 プロダクトマネージャーにおすすめのフレームワークを「新規事業開発編」「機能開発編」「分析編」の3つに分けて記事にしたいと思います。 当記事では、その中の機能開発時に役立つフレームワーク3つをご紹介します。 機能開発時に役立つフレームワーク 1.Hooked Framework(フックフレームワーク) 2.HEART Framework(ハートフレームワーク) 3.RICE Framework(ライスフレームワー

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          おすすめフレームワーク#1:新規事業開発編

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          プロトタイプとMVPの開発と活用

          はじめに 株式会社ROXXのプロダクトマネージャー、松野広志です。 2009年に、エリック・リースの著書「リーン・スタートアップ」の中で、「MVP(Minimum Viable Product)」という概念が生まれました。MVPとは顧客に価値を提供できる最低限のプロダクトのことを意味し、完璧な製品・サービスを目指すのではなく、顧客が抱える課題を解決できる最低限の状態で提供します。それにより、チームが最小限の努力で、最大限の顧客に関する有効な学習を行える効果があります。 M

          PdMがおこなう社内ヒアリングと現状整理

          はじめに 株式会社ROXXのプロダクトマネージャー、松野広志です。 私が「稼働中のプロダクトを持つ、成長途中の組織」に飛び込んだ際に、なんとか組織の状況を把握すべくおこなった「社内ヒアリングと現状整理」をご紹介させていただきます。 ※ これからプロダクトマネージャーを目指す方に向けた内容です。 1.入社直後のミッション 入社当初に私に与えられたミッションは以下の2つでした。 ①事業部全体がアウトカムベースで考えられるようにする ②来期のロードマップを策定する 当時は

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