夫婦仲を保つための傾聴

2022年の2月に結婚してから約1年半。
夫婦としては仲が良い方だと思いますが、もちろん喧嘩することもあります。
一年以上夫婦をやっている上での気づきとしては、喧嘩になりうる火種は些細なことがほとんど。
イラッとするとつい売り言葉に買い言葉…になります。ただ、その言葉を出す前に、相手が何故こんなことを言うのだろうか、何を思ってそう言っているのか、に好奇心を向けられると、より建設的な会話になることがあります。

▼例:売り言葉に買い言葉のケース
A: お皿を洗った後のスポンジ、洗剤がまだ付いてからそのまま置いておいたんだけど。
B: あ、お皿洗い終わったから、スポンジも水を切って乾かしておいたよ
A: なんでそんなことするの?洗剤がもったいないでしょ!
B: 何言ってんの?折角お皿を洗ったのに、文句言わないでよ!だいたい濡れたまま放置なんて汚いでしょ!
(別のトピックも混ぜ込みながらヒートアップ)

▼例:傾聴を取り入れるケース
A: お皿を洗った後のスポンジ、洗剤がまだ付いてからそのまま置いておいたんだけど。
B: あ、お皿洗い終わったから、スポンジも水を切って乾かしておいたよ
A: なんでそんなことするの?洗剤がもったいないでしょ!
B: ごめん。洗い終わった後もスポンジはそのままの方が良かった?
A: そうだよ!洗剤がついててまだ使えるんだから、もったいないよ!
B: 自分は使ったスポンジは洗って干すように教えらだけど、Aは今までそうしてきたんだね
A: そうなの?今までそうしてきて全く問題なかったから、スポンジはそのまま使うものだと思ってた。どっちがいいんだろうね。
B: 調べれば情報は出てくるだろうけど、納得できるかは別だから、それぞれ自分のやり方でやるようにしよう。

後者は実際に自分達夫婦の会話です(少し要約してますが)
まずお互いに相手の主張を否定するところから始めるのではなく、自分の意見と相手の意見とを並べるところから始める。そして、妥協点を探ります。

・自分の意見だけ言って相手の意見を聞かない
・相手の考えを間違っていると決めつける
・相手の意見の裏にある前提、価値観を聴かない
これらが喧嘩の元、コミュニケーション不全の原因になると思います。

頭に血が上っている時ほど難しいですが、妻もこれを無意識に実践してくれているおかげで、日常の些細な喧嘩は起きにくくなっているなと思います。
日々の暮らしの中で感じていることを言語化してみました。

まぁどうしても相容れない時は我慢せずぶつかり合うこともあるんですどね。

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