自分が望むことを知る②自己受容
こんにちは。
西新の歯医者 松尾です。
今日は【自己受容】(じこじゅよう)の話です。
前回のおさらいはこちらから
*過去ブログ
①自我の確立 ⇩ ②自己実現
へ進むとき
まず①と②の間に必要になるのが
【自己受容(じこじゅよう)】
と
【自己肯定(じここうてい)】
であり、【自己受容】と【自己肯定】の段階を経ると②自己実現までが早いです。
【自己受容】
本当は(過去に)
~したかった
~が欲しかった
もっと大事にされたかった
もっと愛されたかった
金持ちの家に生まれたかった
など
自分の「過去の」願望を知り、受け入れる状態です。
【自己肯定】
未来に向かって
~したい、~するぜ、という願望です。
【自己受容】がたくさん出てきてそれらを【受容】できた後に【自己肯定】の段階に入ります。
急に切り替わることはなく、かき混ぜてないカフェオレのようにダークゾーンがあります。
【自己受容】が多い人ほどカフェオレを混ぜてない状態であり、
【自己肯定】が底の方に沈んでいます。
だから
【自己受容】を取り除いてあげないと、【自己肯定】が出てきません。
たとえば
「やることがわからないです」という人は、実は【自己受容】ができなくて
「~して欲しかった」という感情が山のように溜まっている状態です。
【感情のプール】
人間が我慢を続けると【感情のプール】に感情を溜めていきます。
小さなころから溜まっている人は、口いっぱいになっている人が多いです。
しかも日本人は我慢強いのでタッパーのようにフタをする人がいます。
漏れないように。
入れてフタ閉める➡入れてフタ閉める
を繰り返す人は、中の圧力が高くなり、ピリピリピリとヒビが入って感情がもれてきます。
・ブツブツ独り言を言ってるおじさん
・すぐ泣く人
・すぐ怒る人
は容量がいっぱいですぐに感情があふれてしまいます。
自分のプールがすでに満杯なんだよ、ということを確認しましょう。心理学ではあふれ出ることを【アクティングアウト】と言います。
【自己受容】=昔の感情が上にあります。
【自己受容】を引き上げてやらないといけません。
インターネットの検索と同じで、感情の中というのは時間が存在しないのですごく昔に起きた事であっても、自分にとってインパクトがあるものは検索の上の方にあります。
=常にネガティブは出来立てホヤホヤ
*関連ブログ(自己受容・ネガティブ)
「昔~が嫌だった」と何度も思い出せば思い出すほど、Google先生で検索をかけることと同じなので、上の方にあります。
■【自己肯定はおもり付き】
「いつか叶ったらいいな」という夢は「いつか」というおもりドクロをつけるので、どんどん沈んでいく。
だから【自己肯定】は底の方に沈んでいます。自分の過去の欲求を知ることは、つまり客観的に自分を知ることになります。
「あぁ 自分はこうしたかったんだ」と。
まずは自分が自分の理解者になり受け入れてあげることです。
そうすることで自分を知り過去の欲望を精算し次のステップ「自己肯定」へと発展していきます。
【自己受容】をしっかりとせず【自己肯定】へステップアップするとうまくいかない可能性が高くなります。
■奇跡的に生き延びた人
・九死に一生を得た人
・ショッキングな出来事を体験した人
などは過去のことを捨てざるをえない状況になり、一気に【自己受容】が取っ払われて、人生が変わります。
【自己肯定】しか残ってない状態になるということです。
【ジャッジ(判断)を変えるには】
わたしたちは今起きたことに対するジャッジ(判断)をします。
ジャッジ(判断)=あなたの中のデータ=あなたの辞書=あなたの判断基準=先入観
【自己受容】がフィルターになり、ジャッジ(判断)をしています。
自分で古い【自己受容】を捨てながら新しい【自己受容】も感情のプールに入れています。
バケツの古い水を捨てながら、新しい水も入れている状態。
【自己受容】は言い換えるなら過去の「経験」「体験」による判断基準
=「ジャッジ(判断)」となります。
*過去ブログ
良し悪し、好き嫌いなどはすべて過去の体験=【自己受容】によって判断されます。
ジャッジのクセを「変える」となると、プールに溜まった【自己受容】を減らし、同時にクリアにしていかないと、自分のジャッジを変えることは難しい、と先生
たとえば昔の彼氏からひどい振られ方をしたとしてその彼に似てるAさんを見ると、彼を思い出しネガティブな感情がわくとします。
これは自分の体験から、データとして引っ張ってきて
「Aさんは元彼に似てひどいヤツかもしれない」
とデータ参照をしています。=ジャッジ(判断)
昔の彼氏のデータをなくしてしまえば「Aさんは本当は良い人かもしれない」という新たなデータが自分の中に書き加えられていきます。
【自己受容】は認めることでもあるので昔の彼氏のデータを「もういいや」とポイっと捨てることで感情のプールがまた一つクリアになります。
加えて
わたしの患者さんで、歯科治療を怖がる方がいますがいざ治療を開始すると、寝る方もいらっしゃいます。
「意外と怖くなかった」 「意外と痛くなかった」
という新たな体験により「歯医者は怖い」というデータを捨てることとなり、感情のプールがまた一つクリアになったと言えます。
■Happyちゃんのやり方はオリジナル
「自分の今に意識を向ける。過去も未来も捨てる」をひたすら繰り返してやってきたそうです。
そしたらいつの間にか【自己受容】できていた。
過去をほじくりすぎるとトラウマとして出てくる人もいるから、とHappyちゃん
Happyちゃんのようにやって上手くいく人もいるかもしれないけど、感情のプールから【自己受容】(過去の自分の思いを認める)をしないと、うまくいかない人たちもたくさんいるのではないか。
たとえば「自分が何がしたいかわからない」ような人など、と先生
自分の感覚が信じられない人は、先生流【自己受容】を一度してみて、自分の感覚が信じられるようになったらHappyちゃん流にシフトしても良いと思います。
古いデータを捨てていくと、自分の感覚が戻ってくる、と先生。
自分をどんな状態でも受け入れることが大切です。
あえて自分の中の辞書を参考にしないことでジャッジ(判断)を変えることもできます。
【人間は感情を我慢する】
感じているものを我慢すると感情のプールに溜まります。
大切なことは我慢して感情のプールにためないこと、感情のプールから過去の我慢をなくしていく。
水面が下がり底にある【自己肯定】
=(未来で)~したいが出てきます。
過去の自分の思いを見つけたら「そうやったんや」と認めてあげるだけです。
■【自己受容】の仕方
に正解はないので、自分に合ったやりかたでやっていけば良いと思います。
【自己受容】できてしまえばいい話、とHappyちゃん
※ここまで読んでくださった方で意味が分からなくても内容が理解できなくてもOKです。分からない自分を責めないことです。
実際に難しい内容ですし、常に「自分が中心」ということを忘れずにいてください。
必要な情報は、自分のタイミングで入ってくるものです。今は必要な情報じゃないだけです、とHappyちゃん
自分の人生の主人公はあなたです。
松丸先生、Happyちゃん、このブログを書いているわたしも含め、あなたの人生のわき役でしかありません。
あなたの人生を彩るためにご利用ください。
【自己受容を建築で例えると】
先生のたとえでは【自己受容】は自分の心の中にある土地。どれだけ大きくするかは、自分で決められる。
しかし
【自己受容】できてない限り、土地はぬかるんでいる。
【自己受容】できない状態で【自己肯定】に進むのは沼地に豪邸を建てるようなものであると仰られています。
立派な豪邸であればあるほど、重さで傾いたり、沈みやすいのです。
自己啓発セミナーやよくわからないスピリチュアルに関わり豪邸の建て方だけは知ったけど、建てる場所がそもそも間違っていた、ということはよく耳にします。
『答えは自分の中にあります』
【自己肯定】(自分の望みが出てくる)の段階に入り、夢を叶えるときはどんどん人の手を借りましょう。
「ここにお家を建てたいんですけど、手伝ってくれますか?」
と一言お願いするだけです。手伝ってくださる人はたくさんいらっしゃいます。
そうすれば早く夢を叶えることができるのです
つづきます。
↓動画もぜひ
お問い合わせ
福岡市西新 松尾歯科医院
092-851-0918 松尾歯科のホームページ:https://matsuoshika.jimdofree.com/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?