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期待することを辞める

どうして私がつらい時、誰1人として私の隣には居てくれないんだろう。
つらい、悲しい、苦しい。
自分だけが可哀想な気がして涙が出る。

最近、心の体調が回復してきたと思っていたがそれは違った。同僚が私を連れ出してご飯を食べてくれ、先輩や上司に支えられてなんとか普通の生活を送っているだけだった。かろうじて仕事に行って、なんとか帰ってきてご飯を食べる。

久しぶりにひとりぼっちの休日を過ごす。
今日一緒にいる予定だった友人は、別の友人の誘いを断れずに東京へ行ってしまった。

他人にいろいろ与えているつもりだ。
やさしさも、愛も、友情も。でも、私がつらい時に手元には、コンビニ弁当のゴミと、散らかった部屋と、溜まった洗濯物以外に何も残っていない。

この虚しさはなんだ。
期待したのがいけなかった。少しでも他人を当てにしたのがいけなかった。期待するから落胆する。人間はなぜこう何度も他人を信じて、裏切られてそれでもまた他人に期待してしまうのだろう。

誰かが私に優しくしてくれるのは利害が一致するからだ。同僚が一緒にご飯を食べてくれるのは彼も1人の食事が寂しいだけ。上司や先輩が支えてくれるのは仕事を辞められるよりマシだから。
期待することは諦める。
自分の2本の足で立って歩けるようにならなくては。なかなかむずかしいけど、がんばらねば。

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