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第一回南流山一箱古本市レポート

こんにちは!
まつリバのnoteを訪れてくださりありがとうございます。

まつリバとして記念すべき第一回目のイベント
南流山一箱古本市が去る2023年9月30日に開催されました。
この記事では、写真やエピソードを交えながら準備と当日の様子をレポートします。


なぜ一箱古本市?

南流山でイベントをするにあたり、開催することでどんなことが起きて欲しいか?を話し合いました。
最近引っ越してきた人も、長く住む人も、地域みんなが集える場となるお祭りを目指したい。
目指す効果は大きく3つに絞られました。

その1
出店や表現を通じて老若男女誰もが当事者になることで意識が変わること
その2
居住地域への関心が高まること
その3
南流山を文化の発信基地としてリブランドすること

これらを実現できること‥住民を知れて表現しやすく、参加者の交流を生むことができるもの。
企画会議の結果、
全国で広がっている「みかん箱ひとつ分のサイズ」におすすめの本、売りたい本を詰めて、たった一日だけ本屋の店主になって自ら売るという「一箱古本市」に決まりました。
もし反響があって続けていければ、地域独自の文化を膨らませて「文化の発信基地」にできるのではないか、と考えました。

一箱古本市は2005年に東京・谷根千で開催された「不忍ブックストリート」が発祥です。今回、谷中・ひるねこbooksの小張さんに偶然出会い、南流山での開催を応援してくださいました。ご協力に感謝致します!

8月、古本市参加者をSNS上で募集。

初回にも関わらずたくさんのご応募を頂き、反響を頂いたことがとても嬉しかったです‥。同時に、絶対に良いイベントにするぞ!と準備に気が引き締まりました!

イベント概要

一箱古本市の日時や、当日の来場者等は下記の通りです。

  • イベント名:南流山一箱古本市

  • 日時:2023年9月30日(土)

  • 場所:森田材木店 リファイン南流山

  • 開催時間:11時~16時(前後一時間設営・撤収)

  • 開催目的:南流山を祭り(人が集まる場)がある街にしたい

  • イベントみどころ:みかん箱サイズの箱一つを店に模し、人におすすめしたい本を販売する市民参加型イベント。

  • 開催前メディア掲載:3本

  • 来場者数:約450名

ビジュアル

まずは雰囲気が伝わるポスターをどうぞ!
運営メンバーでイラストレーターの清野705さんが制作しました。

ちらしオモテは、当日の開催イメージ図になっています!
ちらしウラ。リソグラフの2色刷りで印刷して手作りの風合いを出しました

次に今回の主役、10組の個性豊かな古本店主さんの一覧です。
ご自身で本屋の「屋号」をつけて頂くのも一箱古本市ならでは!
ジャンルは小説、絵本から流山に関する書籍など多岐に渡りました。

右上のイラストはたぬき、たこ、鶏の親子‥種類も立場も様々な住民が参加している様子を描いています♪

屋号にも個性が光ります(SNS告知画像より)

それでは当日の様子をダイジェストでお伝え致します!!

当日の写真

入り口全景です!入りやすく目に付きやすい装飾を意識しました
運営ブースでは流山麦酒などのドリンク販売も。
古本エリアでは店主さんとお客さんの会話を楽しむ様子が見られました!
古本エリアは屋内にも。お店ごとに足を止めじっくり見られるお客さんも
店主さんそれぞれの本の宇宙が広がります
子ども店長さん直筆の看板も!すてきです。
お店同士の交流もあちこちで見られました!(お隣の本屋さんでゲットしたというお気に入りの絵本とのこと)
マルシェエリアです。大人気、中国チャーパイさんのおやきは流山麦酒との相性抜群!
喫茶ニューフジコさん。細部まで可愛いキッチンカー!
フジコさんの爽やかなクリームソーダを立ち飲み台で
花屋クリザンテームさんの鉢植えと駄菓子屋さん。お子様に大人気でした!
森田農園さんの地元の新鮮お野菜と秋のジェラート!
お芋はその場でフランベしてジェラートと共に♪
ハンドメイドゾーンではペーパーアートのmoclen.さん、農家と繋がるお菓子屋さん8mémoireさん。
ディスプレイ方法も様々、こだわりに目移りします
まつリバ運営での似顔絵ブース(ノグチノブコ、清野705、小池)
昭和少女漫画タッチも巷で話題に…!?
フリースペースでのハンドペイントの様子
お客様にお好みのデザインをお選び頂きました
運営メンバー、ノグチノブコさんによる紙芝居「流山みりん物語」の上演
まつリバブースでは公式ステッカーやメンバー個人のグッズを販売しました
それぞれが表現・発信・つながるバに
ご来場まことにありがとうございました!

参加者、ご来場者さまアンケートより

  • とても賑やかでお客さんがみんな楽しそうに過ごされているのがよかったです。古本市以外にも楽しめる要素がたくさんあったのでいろんな人が来やすかったのかなと思いました。

  • 運営がとても丁寧で出店前から安心感がありました。当日もみんなで輪になって話を聴くなど一緒に場を盛り上げる仲間感が生まれました。

  • ネットで目的の本を買うのや書店に行くのとも違う、このまちにご縁がある誰かが選んだ本。あ、このタイトル気になる、って手にしたくなる感じ久しぶり。

  • それぞれがいろんなもの売ってて、こういう活動してる人がこの地域にいるんだなと知れてうれしかった。参加してみたい。

  • いつもSNS上でお話を読んでるだけの人達とお会いできる機会、地域の人たちと会える機会なかなかありませんので、とても良い機会をいただけてありがたかったです!とっても楽しかったです。

  • 初めてなのに何だかホッとする素敵な&不思議な&心地よい場でした

  • ちらしの絵を毎日見て似顔絵かハンドペイントお願いしたくてきました!会場の雰囲気がわかるイラストがよかった。

  • 本屋さんがなくなり寂しく感じておりましたので、本に関する企画が計画されることに大きな喜びを感じました。

  • 細々とでも続けて頂けると、文化として根付いていくのではないかなと思います。本を買ってくださった方が本の感想とかコメント残せるような仕組みがあると、売って/買って終わりではなく、感想のやり取りが継続したり、他の人もその本を読みたいと思ったり、縁が連鎖するかもしれず面白いかもなと思いました

  • また一箱古本市を企画してほしいです。場の作り方がとても素敵なので、屋外で店舗をもっと増やしてできたらより最高ですね。

  • 今回のようなスタンスで、文化的な空気感とアットホームな空気感のバランスが絶妙なイベントを期待しちゃいます。

運営サイドの所感

当日の賑わいや事後アンケート、SNSの反響から、本のイベントは南流山に需要があると手応えを感じました!予想以上の来場者数で、周辺住民のイベントへの関心の高さも伺えました。

本をきっかけにお客様との会話が発生したり共通の趣味や地元トークで盛り上がったりと、年代を超えた交流が生まれていたのが嬉しかったです。

また、流山由来の作家を集めた本屋さんや、こども店長自ら手作りの冊子を販売(!)するなど運営の予想以上に地元民の個性が光る工夫を凝らされていました。
こんな面白い人・お店がこの近くにいるんだと知ることで、いつもの街並みもより鮮やかに見えてくるのではないでしょうか。

なにより出店者さんのイベントに対しての当事者意識が強く設営撤収も協力して頂き、まさに全員で手作りしたイベントとなりました!

今回出た課題といただいたご意見をもとに、より魅力的な地域イベントとして継続できるようアップデートして参ります!

最後に
什器を貸していただいたNまちデザインさま、会場のリファイン南流山さま、ご支援頂いた皆様にも深く感謝申し上げます!

次の記事では「箱写真」を紹介致します♪

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