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エシカルで美しくあること〜新パッケージの販売をスタートしました〜

朝晩が急に冷え込み、ここ勝山ではストーブを出す時期になりました。
子ども達は栗拾いをして、この辺りで咲く野の花やほおずきが訪れる秋を告げてくれます。

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先日の台風19号で被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。
私自身、関東に家族がいたり友人達も多いので、ニュースを見ながら胸が潰れる思いでした。
全国にいらっしゃるお客様の状況も心配です。
今も被害に遭われて大変な状況の方々は一日も早く平穏な笑顔の日々が戻りますように。

最近の工房の様子はというと、先日の工房オープンより新パッケージの販売をスタートしました。
オンラインショップでの販売も昨日よりようやく始まりました。

以前の箱よりコンパクトでカラフルなレギュラー箱。
左上から、ラベンダー、クロモジ、ヤマブドウ、
左下から奥出雲ローズ、ピュアベビー、酒かす 椿、ひのき 麻炭など、
それぞれの素材のテーマ別の和の色から彩りが美しい七色の箱。

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しずくマークの窓からのぞく石けんとロゴが可愛いです。
自然のぬくもりとやさしを感じるような手触りのよい箱の素材の紙はEFCパルプを配合した環境対応紙です。
いずれは石けんを真空包装する袋も、環境にやさしい素材で包めたらいいなぁと思う。
石けんやパッケージがエシカルかつ美しくあることは、私たちの創業当初からのテーマです。

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ご自分用にももちろんですが、ちょっとしたギフトにもおすすめです。
価格も箱をコンパクトにした分、以前のプレミアムな六角箱よりもリーズナブルで手に取りやすくなりました。

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そして、少しずつですが取扱店でも販売が始まっています。

いち早くレギュラー箱の販売を開始してくださったのは、島根県出雲市の素敵な衣食住のショップ、grappinoさん。
地元お野菜やオーガニック食材を使ったヘルシーなカフェもありますので、出雲に行かれる際はぜひ足を運ばれてみてくださいね。

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工房のある真庭市勝山の御前酒蔵元辻本店NISHIKURAさんと真庭あぐりガーデンさん、岡山市は岡山タカシマヤさんでも新パッケージの販売が始まりました。

工房では、商品を切らさないように石けんを製造しつつ、せっせと箱詰めや発送作業で大忙しの1ヶ月でした。

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そして、新たなお取り扱い先として、今月より岡山市にオープンした、アートホテル「A&A」
earth music&ecologyやKoéなど数々のブランドを手がける石川康晴氏が代表理事を務める石川文化振興財団がアーティストとアーキテクト(建築作家)と手を結んだ美術館の中に泊まるというのがテーマの斬新で美しいホテル。

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窓から後楽園を臨む、バスルームが素敵です。
こんな洗練されたバスルームに置くご宿泊様用のアメニティ石けんとして
MATSURIKA SAVONをお選びいただきました。

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「美術館のように美しいホテルに、マツリカさんのアートのようなオーガニック石けんを置きたい」
と支配人さんからご連絡をいただいた時には本当に驚きました。

あれから何度も打ち合わせを経て、支配人さんや財団の方に直接工房にも足をお運びいただきました。
こうして無事にホテルのオープンの日を迎えられたこと、とても嬉しく思います。

写真の青いラベルの石けんは、地元勝山の御前酒蔵元辻本店の大吟醸の酒かすと椿油を使用した極上の保湿力の「酒かす椿」のトライアルサイズ
他にもクロモジ石けんや、ひのき麻炭石けんなど、各種の石けんを日替わりで宿泊者様にご提供していきます。


製造販売をスタートして1年半。
少しずつですが、こうしてご縁が繋がり本当にありがたい今日この頃です。

地球に優しいオーガニック原材料にこだわっている分、「高い」と言われてしまうこともあるのですが、
温暖化・異常気象・・・・こんなに地球が悲鳴をあげている時だから、森林伐採に繋がるパーム油を使わなかったり、オーガニックでいいものを作り続けている生産者さんを応援したい。

そして何よりも、様々な状況で大変な思いをしている人たちが、一日の終わりのバスタイムに石けんでホッと一息ついて、豊かな癒やしの時間となるような、そんなものづくりをこれからも続けていきたいです。

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いただいたサポートは今後の石けん作りや学びに、そして他のクリエイターさん達へのサポートに使用させていただきますね。