出勤前に湊川神社の前を通ると…壁に沿って吊るされていた提灯が降ろされて地面に並んで寝ていました。なんだかこうした「祭のあと」の様子を見ると，櫛田神社でしょっちゅう祭のあとの片づけの様子をみて祭の余韻を楽しんでいた頃が思い出されて，「そんなことしている余裕がお前にあるのか？」とつっこまれそうですが片づけの様子を拝見することに。

　　夜に明りを灯しているところをみると情緒や詩情を感じさせてくれた提灯ですが，暑い昼のひかりを受けて，こんな感じでまだたたまれていない提灯が並んで地面にごろごろしているのをみると，スーパー銭湯の仮眠室などでたるんだお腹をならべてごろごろしているおっさんたちをみているようで，思わず「夏祭りお疲れさんでした」と声をかけたくなりました。
 

　そういう視点でみてみると，上の写真も「あっついわ～ジュース飲んで日陰で休ませてや」って疲れ果ててぼやいているおっさんにみえたりも。
 
　まあでも提灯もぼやく炎天下の下，湊川神社の神職の方々（？）は一個一個提灯を片づける作業をされていて大変だなと。しかも，この提灯，地面に落ちた音を聞くとみためよりかなり重そうで，そんなものをこれだけの数外してたたんでしまうのはものすごい大変だなあと。
 

　本当にこうした「祭の前後の大変さ」をみるとよりその祭本番が貴重に思えてくるもので，また神戸でこうして祭の前後の準備片づけまで見られる祭を増やしていきたいなあと。