今日は博多どんたくの先頭を任される博多松ばやしの傘鉾の御神入れの日なのでその様子がTwitter（現X）でみられないかな～それでNOT書けばいいよね～と思っていたらなんだかTwitter（現X）が不調。・゜・(つД｀)・゜・。
　仕方ないのでどんたくの公式HPをみてみると今年のパレードの参加団体の一覧が掲載されていました。

　最初，神戸まつりと出場団体の傾向が異なるかを比較してみると面白そうと思って保存してみて，まずは参加団体の名前でうまく整理できないかな～と思ってKHCoderで共起ネットワークを表示させてみました。

　「どん」と「たく」の丸が近くにあるのがかわいいなあとか「九州電力－明るい－社会」で九電の宣伝みたいな結果が出ているくらいであまり意味を見出せない…。

　そこで次に気になったのが「団体に割り振られた3桁の数字」。
　図書館の日本十進分類法のように数字に何か意味があるのかなあ？と思いながらざっと眺めてみてもあまり法則性は感じられない…。

　100番台は伝統的なものが多そうですが169のコスプレパレードなどは新しい気が…今調べるとコミケでコスプレが始まったのが1978年くらいからのようなので古いといえば古いですが…。

　700番台に学校が多いけれどそうじゃないのも結構含まれているなあ～。
 

　900番台は福岡市以外の自治体関係が多そうだけどマイナビは関係ないし…。
　ということで「～百番台は…の団体」という傾向はあれども明確な分類はないようです。
 
　で，最後に思ったのが「この番号は変化しないのか？」ということで，これを調べるためには「過去のどんたくの写真をみて番号が書かれた幟の写真を探し出し，同じ団体の番号が一緒かを確認する」という非常に面倒な作業が必要…。・゜・(つД｀)・゜・。
でも，ぱっとみて根拠となる写真を幸運にみつけられました！
 

　これ，2019年の南島原の責任者が「961」の番号を書かれた幟を持っている写真ですが，2024年の番号も961で一緒でした！
　ということで，おそらく「毎年参加している団体は基本的には同じ番号で出る」「一度参加が途絶えたりして番号に空きがでたところには，700は公共の団体，９００は自治体などの傾向に沿って分類する」などをしていって，最終的には番号による整理をしていけるように目指されているのではと。

　と，ここまで書いて文献について全然かけない内容だと気づきました…それであわてて「どんたく」でCiNii検索すると，ロンドンタクシーに関する文献がみつかり，「ロンドンタクシー」の「どんたく」の部分に気づけました…本日は…これで終わらせていただきます…。
 
【書誌情報】
大木正明 2021 日英の交通に関する一考察 : ロンドンタクシー. 比較文化研究, 142, 179 -191.