20240208 同窓会の心理学
先日,Twitter(現X)で「マグカップの代用でドーナツに珈琲そそいだ」というツイートがバズっていて,それで初めて「トポロジー」という「ココロジー」とか「トロピカル」みたいなイメージしかなかった学問名が「位相幾何学」というものであることを知りました。
それなので本日,別のツイートでちくわやドーナツやポテコなどのわっか系のものばかり買った時に「同窓会か?」って聞かれて不審に思ったけど「同相会」だった~という数学科の学生さんのネタ投稿をみて「お,これは先日のトポロジーネタか」と気づくことができました。
で,本日心理学関係のSlackをみていると同窓会ネタがなされていて,「ならば今日は同窓会について調べた研究がないかを探してみよう!」と思い立ちました。
「同窓会は成功した人しか参加できない」などについて調べた研究があるかな~と探してみますがCiNiiでのヒット数が7252!これは多すぎて概観はできないないなあ~と思いながらみていて最初に目についたのが以下の文献でした。
【書誌情報】
徳安慧一 2021 男女別学校をめぐる経験とホモソーシャリティ : 北関東公立男女別学高校同窓会役員のライフヒストリーから. 一橋大学博士論文.
メインのテーマ―は男女別学校でのホモソーシャリティですが同窓会についても章が割かれていてライフヒストリーも絡んでいるようなので読んでみたいですが博論に目を通す時間はありません…。
あと,『兵庫教育大学 大学院同窓会 教育実践研究論文集』というのがあるのもわかって,こういう卒業生が投稿できる紀要というのはいいなあと思ったりしました。
【書誌情報】
津曲達也・中里陽子 2021 大学同窓会ネットワークの分析 : 会合参加者間の紐帯の強さと話題提供者の関係性に注目して. 鹿児島大学総合教育機構紀要, 4, 64 – 75.
これなどは早稲田大学の同窓会でネットワーク分析をしていて私が知りたいことが分かりそうだなあと。
立食パーティーなどではコミュニケーションが上手にとれるかはソーシャルスキルなどが大きくかかわるでしょうが同窓会だとまた全然違う要因が絡みそうで面白いですし,ソーシャルスキルの発達の縦断研究の機会として同窓会を使ったりもできそうだなあと。
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