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20240404 ナガノ先生の年収と金銭感覚

 『薬屋のひとりごと』という漫画はよくネットで流れてきていて、話や絵柄なども好きな感じだったのですが、その作画担当のねこクラゲ先生が3年分の所得およそ2億6000万を申告せずおよそ4700万円を脱税したことで福岡国税局から告発をうけたことをニュースで知りました。
 漫画の原作者と作画担当者の収入の分担などはそれぞれのケースで千差万別でしょうからわかりませんが、まあ1年に1億円の収入があるのはすごいなあと。
 アニメ化もされ漫画も13巻もでている方の収入だからそれくらいあるのは当たり前かもしれませんが、それならば企業コラボなどを無限にされているナガノ先生の年収などはいくらになるのか見当もつきません。おそらくですが数十億あるのでしょうね~すごい。
 つい先日までは「高収入で結婚できるとうれしい人」として大谷翔平選手が真っ先に挙げられていましたが、すでに結婚されてしまったので、次の「結婚したい大金持ち」として、ナガノ先生が筆頭に上がるのではないでしょうか?って、ナガノ先生の婚姻状況は不明ですし、そういえば『鬼滅の刃』の吾峠呼世晴先生の年収もすごいだろうことも思い出してどちらが多いのだろうかなあと。
 まあでもTwitter(現X)で流れてくるナガノ先生の日記的な漫画を読んでいると、高山グリーンホテル作務衣を1着しか買わずに後悔していて、「あなたならホテルごと買収できるでしょうに」と心でつっこみつつも、庶民的な金銭感覚を保たれている感じなのがすごいなあと思いました。

  ここからは全く根拠のない私見なのですが,漫画家さんってものすごい大御所でも結構金銭感覚は保たれるというか,庶民的な感覚を維持した有名漫画家さんが多いような気がします。では,大御所になると金銭感覚が庶民じゃなくなる業種といえば…やはりお笑い芸人の人とかはお金持ちになるとお店を経営したりする人も多い気がするなあと。
 ある意味,漫画家,小説家,画家などは「フィクションの世界の中でいくらでもお金を稼げ,お金持ちににもなれる想像力」があってこそ成り立つ職業なので,脳内で大金持ちとして活躍してその心も理解できているがゆえに,実際に大金持ちになっても飲み込まれずにこれまでと同じような庶民性を失わないでいられるのかもしれません。
 しかし,お笑い芸人さんや起業家の方にとっては,脳内での活動ではなく目の前に実際に存在するお客さん,実際に動く事業などを相手にする分実際のお金の動きもリアルに体験することになるため,庶民的な視点が失われていく可能性もあるのではと思ったりもします。
 
 そうした勝手な妄想ではなくちゃんと金銭感覚に関する研究から学ぼうとCiNiiで金銭感覚のワードで調べてでてきたものの中から面白いと思ったのが以下の研究でした。
 
【書誌情報】
村上睦美・塩田真吾 2019 高校生におけるソーシャルゲーム利用実態と消費生活実態の分析. コンピュータ&エデュケーション, 47, 61 – 64.

 高校生を対象に調査を行い,「つい課金してしまう群」と「つい課金しない群」での比較をすると,「契約についての理解」「クレジットカードの仕組みについての理解」「リボ払いに関する知識」などで差があることが見いだされていて,やはり知識によって衝動的な消費は抑えられそうであることが示唆されている研究になるのかなと思いました。

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