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20240130 立食パーティーでの孤独の科学

 私は立食パーティー撲滅推進委員会があったら入りたいくらい立食パーティーが嫌いです。あれほど「自分の人的魅力のなさが可視化されて衆目にさらされてしまうイベントは無いと思うのですが,それが科学の前に一目瞭然になるすごい研究があったので以下に引用します。
 
【書誌情報】
山内賢幸・坊農真弓・相原健郎・西本一志 2010 孤立者検出のための立食形式パーティー映像のハンドアノテーション分析. 情報処理学会研究報告: ヒューマンコンピュータインタラクション, 10, 1 – 8.

 情報処理学会の雑誌に載っている研究なので知識が足らず正確な読み込みや理解が全然できないのが残念ですが,掲載されている図をみるだけで共感的羞恥がバクバク湧き上がって。・゜・(つД`)・゜・。になってしまいます。

 この図などは「ああ~わたしはgの立場だよね~。・゜・(つД`)・゜・。」になりますね~。

  次の図も「確かにこの辺にいますよね~孤立者!」って膝を打ちまくりですし,「c,d,h」のいたたまれなさがびんびんに伝わってきて泣けてきます。
 cとdはお互い自分は孤立しているのが分かっているものの,では二人で話そうかということもできず, 持ってきたご飯を食べ続けることで「何かをしている」ことを演出しようとしたりしているのですよね。・゜・(つД`)・゜・。

  でもうこの図とかも「孤立者になった瞬間」を的確に表しまくっていて。・゜・(つД`)・゜・。ですよね~。

潜在的な孤立者は,図17のような状況で見受けられた.fがテープルCにいるhとdとともに構成していた会話集団から離脱しテープルAの会話集団に参与しようと移動を開始した.この時,hとdはまだ会話集団を構成しているように見える.しかし実際にはhとdは発話していない.さらに視線もテープルAの会話集団やテープルCの上を見ている.

。・゜・(つД`)・゜・。

  もう本当に立食パーティーダメ,絶対!

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