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20230714 山笠追い山前夜

 7月14日!の夜! 14日の流舁きも終えて残る山笠行事は追い山のみとなった14日の夜の博多部の街の雰囲気のあの何とも言えなさを現地で体験出来ている人はいいなあと。
 2023年の今年は15日が土曜日だし17日までの3連休だから観客もすごいのだろうなあと。
 今から職場を出てその足で新幹線に乗れば今日中に博多につけますが…さすがにそこから追い山を朝まで見る体力はないので生中継を追い山の雰囲気を感じさせていただこうかと。

 なので今日は2019年の追い山前夜の写真を振り返ることにしたいと思います。

  写真は2019年7月14日の18:48の写真で,櫛田神社に飾られる雪洞のライトのおそらく光らなくなったものを修理しているところだと思います。この写真で気づいたのが土居通り沿いの歩道にブルーシートで場所取りがなされていることですね。
 

 で,次の写真が2019年7月14日の23:02頃の写真で,土居通り沿いの正門から山留の太鼓台あたりにブルーシートをひいて場所取りをしている人たちの姿はみえますが,先ほどの雪洞の修理の箇所にあったブルーシートは存在しないのが分かります。
 このことより,14日の19~23時あたりに人がいない状態でおかれた場所取りシートなどは一度撤去されるのかなあとも。もしかすると夕方においていた人が正門により近い所に移動しただけかもしれませんが。
 追い山に関しては桟敷席でしかみたことがないので,追い山当日の櫛田神社周辺の場所取りの様子がどのようなものであるかは知識がないのですよね。
 ちなみに2019年の7月15日は月曜日ですが海の日で祝日だったので,それなりに混雑する日程だったと思います。
 

 そしてこれが2019年7月15日の0:05くらいの写真で,もうかなりの雪洞が取り外されるのだなあと。そう考えるとこの雪洞たちも,櫛田神社に飾られるという山笠にすごく近い所にありながら,追い山本番の櫛田入りをみることなく取り外されるという寂しい存在なのだなあと。雪洞のスポンサーさんも,テレビに映る可能性が少なくなって寂しいかもしれませんが,おそらく道路沿いの雪洞は混雑時に邪魔になったりするから予防的に取り外されるのだろうなあとも。
 

 これは桟敷券を持っている人たちがさらに良い席を得ようと待っているところ。写真は0:08ころで,記憶では2時に桟敷席が空くのでそれまで仲間と楽しく待たれるのだろうなあと。ここで不思議なのは「櫛田神社で販売される桟敷席券は一人1枚しか買えない」のに「桟敷席で見ている人のほとんどはカップルか家族連れ」で,どのように桟敷席券を入手されているのかなあと。
 
 その後,櫛田入りのスタート地点である山留めから海側に櫛田入りをまつ舁き山が集まってくるので,それを見に行ったりするのが追い山を開始を待つ楽しみかなと。
 基本的に追い山を見に来る人は,舁かれ動いている山笠をみたいので山留より岡側(南側)で待つことが多く,追い山の隊列を見に来る人は意外と少なくて特に混雑することなくみられるのでお勧めです。

 この時間は子どもを台上がりさせて写真を撮ったりするところなどをよくみかけます。子ども山笠で実際に山を舁いたり台上がりして櫛田入りする体験ももちろん子どもを山のぼせにさせる体験として重要だと思います。けれどもこうして,日頃は起きていてはいけない時間に,大人たちが元気に,けれどもどこか神妙で緊張した面持ちもみせながら「櫛田入り」の時間を待つという独特の「大人の世界」の雰囲気の中,そこで台上がりをさせてらうなんて貴重な体験をすることこそが,子どもが立派な山のぼせになっていくのに重要な体験なのではないかなあと思ったりします。

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