見出し画像

#コンピュータ談義 #ファイル転送ソフトの昔話

YouTube でクロスプラットフォームなファイル転送ソフトの話を見て、ふと昔を思い出しました。

FTP

FTP はFile Transfer Protocol という事から、実際には転送ソフトというよりはプロコトルの定義があって、それをサポートするソフトウェアが存在するという感じです。

流石にプレーンなftp はほぼ死んだと信じたい(最近のMacOS では標準で実装されていないですし…)ですが、sftp (Secure ftp)はまだまだ現役ですね。

kermit

kermit はシリアル接続された間柄でファイル転送する際に便利に使えました。

私が一番利用したのは会社のVAX/Ultrix から自機Macintosh へファイルをダウンロードする事でした。
シリアル接続は9600bps でしたが、今から考えると転送速度は相当遅かったですね…

今考えると機密情報管理の厳しい会社でしたが、休みの日に自分のMac を持ち込みNetNews に流れるフリーウェアをダウンロードしていたのでかなり危ない行動でした。😝
(退社時には受付で鞄を開き守衛さんの確認が必要でした。USのオフィスでは一度に持ち出し可能なFDD 枚数が決まっていて、泣く泣くブランクFDD を受付に置いてきた事もあります… そんなルール知らなかった!😝)

xmodem、ymodem、zmodem

インターネット一般化前夜、草の根BBS 等が話題であった頃にお世話になりました。
当時の印象としては、kermit よりは転送効率が良いと感じていました。

商用ソフト

仕事関係では'HULFT' とか"Connect:Direct"(現在はMQ ですか…?) など、主にIBM メインフレームとオープン系間のファイル転送サポートをしていた事もあります。
メインフレームのファイル・コード(オープン系ではEBCDICが通じない…)体系を知っているオープン系エンジニアは数少ないですし逆もまたあって、その間を取り持つのに少々苦労した覚えがあります。
(私は基本オープン系なので、基本スタンスは”レコードレングス? 何それ”何ですけど…😝)



これまではずっと自宅でもマルチプラットフォーム環境だったので、こういったツールのお世話になってきました。
クラウド環境が一般的になってきましたので、直交換で無くて良いので、全てのプラットフォームで対クラウドfrom/to の環境を実現して欲しいものです。😊


#ftp #sftp #kermit #xmodem #ymodem #zmodem #HULFT #Connect:Direct #MQ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?