見出し画像

[読書] Joel on software 35

画像1

44章 私たちの.NET戦略 / 45章 リンカーをくれ 361/389=92.8%

古い本だったので、.NETの歴史事情に結構詳しくなれたのは読んで良い結果だった。44章/45章は大まかに言って、マネージドメモリ&車輪再発明で洗練された.NET環境の生産性の高さ最高! でもランタイムでかすぎるのユーザが離脱しまくって致命的だからなんとかしろよな! プンスカプンプンって内容だった.

昔windowsゲームをDLして遊んだり、VisualStudioでコーディングするときに、.NETのランタイムDLってこれなんで必要なん?って疑問すら持たずに毎回行ってて、だるいなーとおもってた。当時はcomputer science的な素養もない学生時代だったので、linkerとruntimeの仕組みの技術的関連性を理解できるまでには至らなかった.
DL問題、現代においてはだいぶインフラ整備で軽減されたと思いつつ、やっぱりインフラが整うほどにDLサイズは際限なく増えていくから、いたちごっこ感はあるよな. GooglePlay, AppStoreなんかでもDLサイズで離脱率かわるっていうのは初期によく言われたことだった.
遅延DLとBG DLと一括DLと分割DLと差分DLといろいろDLの考え方はあるけれど、アプリケーション特性によって何をするべきかは微妙にユーザのニーズが違う. だからあんまり万能な回答がない気はする.

DL問題でいえば、UnityのバージョンアップDLはなんとかならんのかなといつも思う. あまりにも巨大なDLをインクリメンタルな差分DLじゃなくて、一括非互換DLでやってるから結構世界規模で無駄なデータ通信が行われていると思うんよな. CO2に換算すると相当でかそう. いろんな依存を考えるのがめんどいのはわかるけど、もうちょいうまくできなかったんかな. 最近はupmで機能をadd-onする戦略っぽいから少しはマシになっていくだろうけども...

なんにせよ
ついにすべての章を読み切った...! あとは付録のQAのみ.
遅読すぎる、まったく効率的な読み方じゃない... もっとサクッとカジュアルに本を読みたいんだよな.. でもそれだと頭に入らない感じもする. 
ちょっと次回からは読み方変えて、サラ読み->要約->気になる部分をつまみ食い形式で読んでみよう. 思考&outputフェーズは途中に何度か挟む感じでやってみよう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?