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[読書] Joel on software 32

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41章 マーフィーの法則が吹き荒れた1週間. 321/389=82.5%

3つの短編で事例と教訓をセットに述べた章だった。こうやって日々の出来事に問題、教訓を対応付けて考える習慣はいいな. 観察と解釈と行動をセットにした、空、雨、傘の考え方があるけれど、それに似たものを感じた.
Joelさんは普段から問題を見逃さず、原因を突き止め、解決策を実施し、教訓化するというステップをナチュラルに実行できているのだなと感心する. この思考ステップと行動の蓄積はよさそうなので早速実践してみたい.

例えば最近のこと。正月に帰省することがあって、特急に乗ったのにも関わらず満員で座れず苦労することになった. これについて同じステップで考えてみる.
まず問題はずっと立ちっぱなしでなってしんどかったこと. 原因は帰省ラッシュのスケジュールを考えず、乗車時にチケットを買ってしまったこと. 対策は特急券が1ヶ月前から購入可能になっているようなので、12月に入り次第チケットを予約することになる. あるいは1週間前に帰省するなんかでタイミングをずらすのもいい手だ. 
書き出してしまえばなんてことはない解決策なんだけど、意外と考えることは面倒でそんなことをせず繰り返してしまう人は多いと思う. というか自分はそうだ.

些細な問題に自覚的になり、改善のループを回すのはやっぱ重要だなという気づきを得た. それこそがどこかのタイミングでなにかの製品につながったりするんだろう.

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