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Youtubeのインストリーム広告でSKIPされると効果はないのか?

おはようございます

ビジネスアニメーターの檀浦です


今回のテーマは視聴者みなが鬱陶しいと感じているであろうアレ

「Youtube広告」について語ろうかと思います

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事実、65%がSKIPしてしまうと回答されています

15秒広告で平均再生5.5秒。30秒広告で7.4秒でSKIPされてしまいます

わずかに5秒を上回っても「うっかりSKIPするの忘れてたから」と悲しい推測ができます


動画広告といえばYoutube広告!なのですが・・

正直、仕組み的にどうなんですかね?

あの動画の最初や途中で挟んでくるスタイルの広告は(^_^;)


「友達と待ち合わせたところにセールスマンが押し売りをしてくる感覚」と感じるのは私だけでしょうか??


とはいえ多媒体に比べて市場規模が大きいので動画広告に携わる方は無視できない広告媒体の1つとして捉えないといけないですよね


動画広告市場比較データ

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Youtube: 68.8% Facebook: 49.8% LINE: 37.2% Twitter: 32.3%

圧倒的にYoutube!!!Facebookも拮抗していますが、Cookie規制が2021年後期に影響されるとされているため、ターゲティングの制度が落ち、これまでほどの費用対効果で見込み客を集めることが難しいとされています。


なお、Googleが関連するリスティング広告やYoutube広告は2023年後期まではCookie規制に影響されないよう努力されていると聞いています。


とりあえずは動画広告はYoutube広告でよいのではないでしょうか


Youtube広告ってSKIPされるのに意味あるの?


意味はあります。

ただ目的(KPIともいう)がブランディングかセールスかで戦略が変わります。


まず、セールスの方から~


Youtube広告って5秒経ったら即SKIPしてしまいますよね(;^_^A

誰もが習慣的に「はよ終われ。本編見せろ!」とYoutube広告を鬱陶しい存在として捉えていて見る気は1mmもないと思っているでしょう


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事実76%が動画広告は飛ばすものと認識し、習慣化されてしまっています


ただ残り24%は何なのか??

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主にこの赤丸の理由で飛ばされずに見ています

→「広告を楽しめたから」

→「広告が短いので終わるのを待った」

→「広告が自分に関係あったから」


ここで我々が狙うべきは「広告が自分に関係あったから」です


よく漫画広告のひげ脱毛やダイエット系動画で気にはなるものの、

「セールス展開になった途端、もう楽しめたからいいや」とSKIPしたことないですか?


自分で問題に認識していない潜在層といわれる客層を呼ぶために面白いストーリーを描くのは手法の1つですがコスパが悪い方法です


SKIPされる5秒の間にターゲットにドンピシャのキーワードを訴求することが大事です

例えば、ECコンサルタントとして今年中に独立したい20代の方へ

2人の子供の育児中に月10万円稼ぐ主婦のためのwebライター講座


などピンポイントにターゲットに関係あるキーワードを盛り込んでおきます。


これで離脱率がぐっと下がります。


Youtube広告でSKIPされるのはむしろ嬉しい?

Youtube広告で課金されるタイミングはご存知ですか?

以下のタイミングです

1.クリックされたとき
2.30秒以上視聴されたとき

つまり??


5秒でSKIPされるということは課金されないで済むということです。

とはいえ、配信料金として1再生1,2円はかかりますが・・


セールス【集客】が目的であるならばYoutube広告で考えるべきはこれです

5秒以内にターゲットが「自分に関係ある」と感じるキーワードを盛り込み、興味つけして

30秒以内に顧客になりそうにない人に離脱してもらうために一部にしか伝わらない訴求をする!です


一部にしか伝わらない要素として

・専門用語を使う(どの知識レベルの人をターゲットにするか)
・これまでどんなことをしてきてどんな悩みがある人が対象かを言う
・条件をつける(こんな人のためのものではありません)
・未来像は具体的に描写する(抽象的だと人は動けない)

こういう要素を5~30秒以内にさりげなく盛り込むことで「あっ!私のこととは違うかも」と見込み客として質の低い人を離脱させて、広告費を浮かすことが可能になります


30秒後はより具体的な紹介とクロージングでOK


Youtube広告でSkipされるのは認知拡大目的なら問題なし

30秒以内にSKIPされれば課金されない・・ということはつまり30秒まではほとんどお金をかけずにCMが打てるということ

そして、マスに向けたTVCMと違い

YOUTUBE広告はかなり絞ったターゲティングができます

・年齢/性別
・世帯収入(上位○○%などで示されている)
・地域
・趣味や嗜好
・特定の動画チャンネルに出せる
・特定のサイトを見ている人に出せる
・時間/曜日指定
・ある条件化であれば自身のチャンネル登録者にだけ広告を出せる

などなど細かく興味をもってくれそうなターゲットに合わせて設定ができます

例えば、女性にむけてひげ脱毛のCMを打っても意味ないですよね?そういう無駄な広告費をYoutube広告でなら省けます。


万人にウケるお菓子メーカーなどでなければほとんどの場合、

Youtube広告での宣伝の方がコスパがいいです

Youtube広告でスキップされても一定程度のブランドリフト効果が


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このブルーのデータがSkipした方の意志を示したものなのですが、

Skipしたにも関わらず、「購入意向がある」「自分に関連がある」「今後もっとお金を増やす」という意思が見られます。


これは「自分に関連したものがあってほしかったがない袖は振れぬ」ということでターゲティング設定時に【世帯収入下位50%】にすると

この傾向は強まるものと捉えれます


以上のことをまとめると

◆7割以上の視聴者は習慣的に動画広告をスキップしている
◆スキップされないためには、ターゲットを絞り効果的に設定をする
◆~5秒までと~30秒までの戦略を徹底する
◆たとえスキップされてもある程度のブランドリフト効果は期待できる

基本的にYoutube広告はBtoCで活用されていることが現段階2021年10月では多いですが、Facebook広告の精度下降とともにBtoBにおいても利用者は増えそうです


またYoutube広告を使用したことがない方は

設定方法や売れている動画広告の見極め方などを伝える

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*Youtubeチャンネル開設されている方は開設方法の講座は行いませんので予めご了承ください。

*zoomで画面共有しながらお伝えしします


本日も熟読ありがとうございました。

ではまた


檀浦







サポートありがとうございます!何か逆サポートして欲しい方はご相談ください