【Day308】イタリア旅行記🇮🇹
フランスからやや南東に移動し、陽が照っていればとても暖かい気候で気持ちが良いイタリアに到着。
1年前までは嫁御の実家京都までの道中も大人しくしていられるのか?と案じていた娘も、3月から始めたこの旅でとても逞しくなり、10時間くらいの移動であれば最早お手のもの。
とは言え、大人的にもなるべく起きている時間を減らしたいのでリヨンからボローニャまでは、深夜バスで移動することに。
バスなら移動費も安いし、寝てれば朝着くし、多少の寝苦しささえ我慢すれば完璧。
どっこい、出発時間直前にバス遅延のお知らせが。
まぁ遅延は付きものなので仕方ないと思いながら、深夜の寒空の元バスを待つ事数時間。
遅延による遅延を繰り返し、トータル5時間遅れでリヨンを出発。
23時発だった深夜バスは朝4時発の最早早朝バスと変貌し何とか人生2回目となるボローニャに到着。
遅延と疲れとストレスにより娘と嫁御は超不機嫌なイタリアの幕開けとなりました。
さておき。
今回のボローニャ往訪の目的は、高校の同級生でありボローニャに嫁いだナオに会う為にぶらり途中下車の旅。
ランチを一緒に食べようと約束していたにも関わらず、5時間遅れたが為にディナーとなってしまった我々を温かく迎えてくれたナオ一家に会った瞬間疲れも吹き飛ぶ。
高校時代、沖縄での修学旅行には全身ヒョウ柄を身に纏い、卒業式の髪型はブリーズという出立で、時代も手伝い黒ギャル真っしぐらだったナオとはクラスも一緒になったこともなければ、2人で一緒に遊んだ事もなく、とは言え懐かしき新林公園でのオールとかには必ずいて、グループ的にも仲は良く、現代的に言うと「よっ友」の関係。
そんなナオがイタリアに嫁いで2ヶ月が経ち、まさか僕がイタリアに遊びに来た日本の友達第一号になろうとは人生不思議なもんだ。
「よっ友」の僕が。
夜散歩をしていて思ったのが、少しヨーロッパに対して胃もたれしていた気になっていたけれど、やっぱりイタリアって良い場所だなと再確認。
赤い街と称されるボローニャの街並みは本当に綺麗で、なんでもない壁やドアも含めていちいちカッコ良い。
残念ながら遅延によりお昼の散歩は出来ずでしたが、夜のボローニャもとても美しかったです。
最高なディナーに加え、夜散歩も案内してもらい本当にナオ夫婦に感謝。
グラッツェ。
どうでも良いけれど、イタリアで電車に乗っていると映画ツーリストの1シーンを思い出す。
ジョニーデップが本を読んでいると、アンジェリーナジョリーが相席してくるシーン。
ツーリストの舞台、ベネチアに思いを馳せつつ、赤い街ボローニャを離れフィレンツェに移動となります。
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