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今年の夏のバカンスはどうなる??

サラリーマン時代は、ゴールデンウイークが終わると、次は、夏休みはどうするかを考えていた。6月のボーナスを当て込みながら、バカンスの計画を練っていたものだった。

先日、元同僚と会った際に、仕事に忙殺されて疲れ切っていて、もう会社を辞めようかとも思っているという話を聞きながら、そんな昔のことを思い出したのだった。

「大変ねェ」と他人事のように労うわたしに、友人から、「あなただって、昔は、忙しくて死にそうだって言ってたわよ」と言われてしまった。
そうだっけ?いや、そんなこともあったっけ?と思い出してみると、確かにそうだった記憶がある。

わたしは、サラリーマンだったころ、あーあ、会社辞めちゃおうかなと、思うときは、だいたい、ボーナス月の前月くらいで、その気持ちを、夏のバカンスで紛らわせることが多かった。

特に旅行好きの私にとっては、6月のボーナスは、夏休みの計画(といっても、1週間かそこらなのだけれど)に逃避するために有効活用されたのだった。だから、夏のバカンスは、わたしにとっては最重要事項だった。

昨年、フリーランスとなった時、これで、好きな時に海外旅行できると思ったのに、このコロナ禍で、バカンスも何もあったもんじゃなかった。

しかも、昨年の夏は、仕事のために、さらなる資格取得を目指して、試験勉強してたのだ。現実は皮肉よね。

さて、今年の夏はどうしようかと思うものの、コロナ収束の先が見えないなかで、バカンスどころではないというのが、今の心境だ。

だからというわけでもないだろうが、忙しかったサラリーマン時代には、すぐに、世界中の美しいビーチでバカンスを楽しむことを妄想できたのに、今では、全く、地中海もアドリア海もマルタ島もバリ島も、沖縄ですら、バカンスに行っている自分の姿を妄想することができないのだった。あーあ。



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