見出し画像

千軒山、白石山に登ろう

跳べぬ冬山路ふゆやまじ

2022年12月15日(木)
群馬県…神流町

先月の11月13日(日)に群馬県神流町を舞台にしたトレイルランニングの大会となる第14回神流マウンテンラン&ウォークが4年振りの開催となり、大いに盛り上がりを見せた様です。
日本のトレラン界を牽引する鏑木毅かぶらきつよし氏がプロデュースするこの大会を心待ちにしていたトレイルランナーは多かったことでしょう。
僕個人としては「どんな事でもやれば出来る!」「何でもチャレンジしてみよう!」と色々な物事に興味があって意欲満々なのですが、トレイルランニングにはどうも手を出せないのです。
あぁ〜出すのは足ですね(笑)
山登りの時はあれこれと構図を考えて写真を撮るのが好きだし、のんびりと景色を眺めたいし、何より歳を重ねた今から山を走るのはしんどいのよ。
(言い訳にしかならないか…笑笑)
今回は神流マウンテンラン&ウォークの各コース共通の下山ルートとなる神丸かんまる尾根を辿り白石山まで登ってきました。
気持ちいい尾根道だったなぁ。
今度は走ってみようかな?
ウムゥ〜、ムム〜ン
やっぱり無理だな。

☀️晴れ 🌀疾風 🕡6h31m
🐾24,341歩 18.4km ⇅1020m
♨️おふろcafé 白寿の湯 780円

8:00⇒神流川公園⇒城山⇒千軒山⇒神丸山
⇒高塩峠⇒白石山⇒林道赤久縄線⇒
県道46号線⇒塩沢ダム⇒神流川公園 14:31

早朝はかなり冷え込んでいましたが、
太陽が上がると日差しが暖かいです。
ボチボチと行きましょうかね。

8:00
神流川公園駐車場
出発〜!

この駐車場を起点にして西御荷鉾山にしみかぼやま
父不見山ててみえじやまに登ってもいいでしょうが、
ちょっと長くなっちゃうかな。
八幡神社に山行の安全を祈願していきましょう。

8:08
登山口

八幡橋を渡ると民家の脇に細道があります。
ここから入山して尾根に取り付きました。
入山するとすぐに案内板がありましたが、
これじゃあ大雑把すぎだよね。
歩く人は少ないのでしょう?
木の階段は草に埋もれそうでした。
林道を横切って尾根に向かいます。
再び林道に出ると、尾根の末端に石祠が建っていました。
道形も目印もありませんが、
林道から尾根に上がります。
枯れた薮を踏んで、強引に登っていくと…
急斜面に鎖が下がっていました。
以前は整備されていたのかな?
神流町や上野村の山中でよく見る道標は
地元の有志の方が建てたのかな?
何だあれっ!何で五重塔が建ってるの?

8:38
城山じょうやま(黒田城址) 456m

へぇ、ここには城があったんだね。
山頂には城山稲荷神社と五重塔が建っていました。
五重塔はまだ新しい感じがしましたね。
城山の山頂まで車道が上がってきています。
車道から外れて、植林地に続く踏み跡に入ります。
振り返ると万場の街並みがよく見えましたよ。
尾根道には目印のテープがついています。
紅葉🍁はもう終わりですね。
緩やかな登りが続いて歩きやすいですよ。
黒田展望地に寄り道してみましょう。
南方の尾根を少し下ると、展望地があります。
正面に父不見山が見えました。
尾根道に戻ります。
気持ちいいねぇ♬

9:33
馬酔木あせびの頭 675m

山頂は馬酔木に囲まれて展望皆無でした。
馬酔木のトンネルをくぐって。
ホイ、ホ〜イ。

9:53
千軒山せんげんやま 772m

へぇ、千軒山城址だってさ、
ここにも城があったんだね。
山頂はのっぺりと東西に細長く
城址の雰囲気がありましたね。
トレランのコースは林道を走るみたい、
林道へは進まずに尾根に上がります。
快適〜🎶

10:19
P842m

あららっ!千軒山?これはG氏のだよね?
確かにこっちの方が山らしいからなぁ。
間違えちゃったんでしょうね。

10:42
神丸山かんまるやま △867.2m

神丸山の山頂部は緩い尾根の傾斜で
ピークといった感じはしませんでした。
三角点標石はあったけど、山名板は無いね。
△三等三角点

11:04
高塩たかしお

地形図には道線がありませんが、
峠から東に道形が延びています。
林道赤久縄線に続いているかな?
道形から西に外れてP1001 (写真左方向)に向かいます。
踏み跡はないね、倒木を跨いで進みます。
高みに向かって、ホレ登れ!
あそこが山頂だな。

11:26
P1001m

木が多いな。
南方に展望がありそうなので、
尾根を少し下ってみました。
yay yay!今日一番の展望です。
両神山から上武国境の山々がよく見えましたよ。
東南方面には父不見山がいい眺めです。
よし!白石山までもうひと頑張りですよー。
登れ登れー!
P1001から続く尾根はちょっと薮っぽかったですね。
獣か?人か?何となく道があります。
P1001から尾根通しに歩いてきましたが、
白石山へ登るには林道赤久縄線から送電鉄塔
「新榛名線」の巡視路を辿ってくるのが正解の様です。
ホイホイホイっと。
今日は緩い尾根歩きだったので、まだまだ元気!
もう少しで山頂なのに、風出てきちゃったなぁ。

12:07
白石山しらいしやま 1102m
登頂〜!北風ピープーだよー🌀
ここでランチの予定だったのに、
この風ではのんびり出来んな。

山頂には三基の石祠がありました。
腹減ったけど、仕方ないね。
いい場所があったら、そこで昼飯にしようかな。
とっとと下山しよう!
ひぇ〜🌀北風冷たいぜ。
なかなかの急下降、スリップ要注意⚠️
うっわぁ、急だねー!
細いトラロープが下がっているので、
慌てず慎重に降りましょう。

12:25
安取あとり

尾根の取り付きにはトラロープが下がっていますよ。
峠の道標は熊さんに壊された!?
この道標から栗木平に向かいます。
道形は落ち葉に隠れて薄いですよ。
目印を見失わない様に注意しましょう。
おっ!道があるね。
林道赤久縄線に出ました。

12:59
県道46号線

ここから神流川公園まで6kmもあるのかー。
てくてくと車道歩き。
やっと塩沢ダムが見えてきたよ。

13:34
塩沢ダム(蛇神湖)
ちかれたし、腹減ったし、
ちょっと休みましょう。

ベンチに座ってひと休み。
蛇神湖には伝説が残っています。
ラーメンはパスして、🍙と🍩を腹に詰め込みました。

13:50
さて行こう!

道端のゆずの木は実がたわわでした。
ふぅぃ〜、もうちょいじゃ。

14:31
神流川公園駐車場
ふぅぃ〜、終了〜!
6kmも車道歩くと、さすがに飽きるな。
それにしても神丸かんまる尾根は最高だったよ。

今回の登りルートである神丸かんまる尾根は地形図に道線はありませんが、神流マウンテンラン&ウォークの開催にあたり神流町が整備したのでしょう。
とても歩きやすく、気持ちのいい尾根道でした。
今回歩いたルートは基本的に尾根通しですが、分かりにくい場所があるので、地図読みが出来るか、スマホのGPSを活用出来る人にオススメですね。
登山適期としては紅葉の頃から冬枯れの頃が気持ち良く歩けるでしょう。
#379《おしまい》

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?