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アマルガム(歯の詰め物)について

アマルガムとは?

皆さんは、歯の詰め物に使われていたアマルガムについて知っていますか?

歯のクリーニングに通っている歯医者さんに、アマルガムが3本入っていると指摘されるまで、私の口の中に「アマルガム」について全く知りませんでした。

アマルガムは、1970年代頃から歯の詰め物として広く使われてきた物質で、水銀を多く含んでいます。

アマルガムに含まれる水銀は無機水銀で、水俣病などで知られる有害なメチル水銀とは性質が異なります。

しかし、アマルガムに含まれる水銀が溶けて少しずつ体内に蓄積し、健康被害につながる可能性も指摘されています。

スエーデン・デンマーク・イギリスでは使用が禁止されていますが、日本では2016年に保険適用から外れただけで使用禁止とまではなっていません。

アマルガム除去の危険性

水銀と聞くとすぐに除去したくなると思いますが、アマルガムをドリルで切削する時に摩擦熱で水銀が気化して、それを吸い込むと大変危険です。
患者様や歯科医師なども、影響を受けないように防御する必要があります。


アマルガムを除去するには?

アマルガムは水銀を多く含むため、体に良くなさそうだからと安易に歯医者さんで除去すると、気化した水銀を吸い込み、体調が悪くなる可能性もあります。
私が通っていた歯医者さんに、アマルガム除去の方法を聞いてみると、
「アマルガムは体には良くないですけど、虫歯を削るように削ります。」
とのことでした。
そこで、アマルガムを安全に除去してくれる歯医者さんを探すことにしました。


アマルガム除去の説明の紙と珪素


見つけた歯医者さんは、電車で1時間かかる場所にあるのですが、アマルガムの影響を出来る限り受けないように、酸素吸引、ゴーグル、ゴムシート等でしっかりと防御してくれるようです。

また、アマルガム除去の前日からに解毒に有効とされる珪素(写真)を飲むように指示されました。

アマルガムの危険性をHPに書いている歯医者さんでも、除去の方法を電話で確認すると「虫歯のように削る」という歯医者さんもいくつかありました。
安全にアマルガムを除去するためには、歯医者さん選びが重要です!

アマルガムを除去した後についても、また記事に書きたいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

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