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『スキップとローファー』を観始めるなら今! 心が満たされる魅力を紹介

まず最初に。僕は『スキップとローファー』が大好きだ!!

今もYouTubeで配信が始まったスキロー(『スキップとローファー』の略称)を観ながら、このnoteを書いている。正直、noteよりスキローに集中したい。

『スキップとローファー』とは、石川県の過疎地から東京の進学校に入学した岩倉美津未が、そのちょっとズレた性格から知らず知らずのうちに周りを変えていくスクールライフコメディ作品。

原作コミックは現在9巻まで発売している。2023年4月から、春アニメの枠でアニメ化もされた人気作だ。

僕は、スキローをいろんな人に推したい。老若男女が楽しめる、とてもいい作品だからだ!

スキローのここがいい! ってところを、ぎゅっと2つに絞って書いていこうと思う。

観終わった後の多幸感がいい!

毎話観終わった後に、心がじんわりと満たされるような幸せな気持ちになるのがスキローの特徴だ。

嫌な人が出てこないし、敵キャラもいない。みつみちゃんたちの人間関係がちょっとギクシャクすることはあっても、観終わるころには「今回もいい話だったなァ……」と笑顔になれる。

アニメの後半で梨々華が出てくるところはギスギスしていて胸がざわっとしたけど、最終的にスキローらしい終わり方をしてほっとした。

こんな幸せでやさしい気持ちになれるのは、親しみやすい絵柄が理由の1つだと思う。

ぶっちゃけると、春アニメが放送され始めた当初は絵柄を見て「少女漫画っぽい感じかな? 観なくてもいいか……」と0話切りをしかけていた。

だけど、徐々に口コミで話題になっているのを聞きつけ、ためしに観てみたら「ええやん!!」とどっぷりハマったのだ。

実際、放送前はスキローはそんなに注目されていなかったと思う。口コミでグイグイ注目されたのは、作品が本当によくてだれかにオススメしたい! って人がたくさんいたからだろう。

愛着がもてるキャラクターたちがいい!

僕のスキローの推しは、江頭ミカだ。

スキローを観ている人なら、もしかしたら「そこいく!?」となるのかもしれない。だって他にも結月もいいし、誠もいいし……。

みんないいんだよ!! みんなそれぞれ悩んで、それでも前に歩いていく思春期特有のぎこちなさが愛おしい。

そんな中でも、江頭さんはとくに人間らしい子だと思う。

江頭さんはよく他の人を観察している。志摩くんが好きで打算的な言動をするときもあるから、序盤はちょっとやな感じの子って印象を持つだろう。

ただ、昔江頭さんは太っていて、スクールカーストでいうところの“低カースト”の経験があった。だから、うまく立ち回ろうと彼女なりに一生懸命に自分磨きをしたりして努力しているのだ。

1つ、江頭さんにまつわる大好きなエピソードがある。

体育館で上級生相手にイラっとする出来事があったみつみちゃんと江頭さん。江頭さんは上級生の上履きを見て、“心の許さじノート”に名前を刻んだ。

だけど、みつみちゃんはそのとき助けてくれた人の名前を見ていたのだ。

私がムカつく奴の名前をふたつ覚えてる間に
岩倉さんは親切にしてくれた人の名前をひとつ覚えるんだろう

『スキップとローファー』第5話より

心に響いて、何回もくりかえし観た。いいセリフだし、名セリフだ……。

このシーンが象徴するように、みつみちゃんはちょっとひねくれている人間からしたらまぶしい存在だ。みつみちゃんは自然体でまっすぐで、自分にはとてもマネできないって僕も思う。

主人公のみつみちゃんはスキローの最大の魅力であり、一番ピュアでまぶしい存在だと思う。

チャリティー配信やってるよ!

スキローは2月4日23:59まで、YouTubeでチャリティー配信をしている。“フル☆アニメTV”YouTubeチャンネルにて、なんと全話配信しているのだ!

配信における収益は、石川県に全額寄付される。みつみちゃんの故郷が石川県ということもあり、能登半島地震をうけての取り組みだ。

この取り組み、いいことしかない。被災地の応援につながるし、スキローを人にオススメしやすくなるいい機会だ。

みんな、YouTubeでスキローを観よう! もしハマったら、原作を読んでみるのもありだ(アニメの続きのエピソードもめちゃくちゃいいから……!)


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