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【マシュマロスト】身の丈ロストバレットの検討



はじめに

※紹介する構築は基本的にカビゴンLOに不利です。「カビゴンLOの流行→ルギアVstarの流行」などの「コントロールが少ない環境読み」の下使用するか、メテノ3倍グラスなどコントロール対策を自由枠に盛り込むか、コントロールを切る必要があります。

※オーリム採用のロストバレットのアプローチがここで紹介する論理にやや適合していそうです。ただ検討不足なのでとりあえず自身の研究結果のみ記します。

ごきげんよう。

シティリーグS3使用

シティリーグでロストバレット使った結果、アルセウスVstar相手につりざお3落ちと悪エネ3落ちで2回負けてしまった、もっさ(@Mawssa2000)です。

きっかけはこの運悪現象なのでロジックもクソもないのですが、ここで3色に戻せないかという考えに至りました。

今回はそのトライと結果を記します。

現環境のロストバレット

①色が多い

エネルギー事情に加えて、ピン挿し、ないし2枚採用のカードが多い。よって究極のはなえらびが発生しやすい。

②ミラージュゲートのバリューが非常に高い

トドロクツキやテツノカイナ、かがやくゲッコウガなどミラージュゲートを1・2枚使うアタッカーを繰り返し使う必要がある。

4枚入っているカードかつ山の薄い中盤・終盤まで山に複数枚残り得るカードなので、究極のはなえらびで捨てざるを得なかった場合のみならず、案外ミラゲが2枚はなえらびで捲れてしまうことも多い。

ただし、ミラゲが打てちゃうとアホ強い

③ビワを回避しづらい

先ほどの話に関連して中盤終盤の手札はミラゲつりざおなどがわんさか。

かと言ってケア先打ちしておける場合も少ない。

にもかかわらず、ミラージュゲートがあまりに大事なので、ビワが致命傷になり得る。

タイミングはもちろん大事だが、テキトーにビワ打ってもロスト目線大変なことになりそう。

ライコウVが大好き😘

「バレット」と言っているくらいですから、「できること」はめちゃくちゃ増やすことができるデッキタイプになります。

ただし前述の特徴から、ただでさえミラージュゲートのバリューが高いのに、はなえらびのみならずビワでどんどん大事なカードが消えていく問題点が浮き彫りになりました。

ということで、一旦デッキ構築の密度を落とし、ミラージュゲートとはなえらびの負担を極力減らしてみようと思いました。

ミラージュゲートの負担を減らすアプローチとして2パターン想起し、その中でやはり大きいのは「手張り」になってくると思います。3エネ必要として、「欲しい色のエネルギー+ミラージュゲート1枚」で毎度アタッカーが作れればミラージュゲートの負担は減ります。構築の密度を落とす、すなわち色を減らせば少々改善されそうです。

もう1パターンはウッウやガチグマexといった省エネアタッカーをうまく使うことです。特にウッウで2枚サイドを取れれば結構勝率は上がるイメージだったのが、ガチグマの登場でゲッコウガ型なのにかがやくリザードンの良いところも一部採用できるようになりました。

そのような思考過程で重視されたのが「雷」であり、ライコウvでした。

トドロクツキex2枚にして悪に寄せる考え方もできましたが、ライコウvの魅力を鑑みるに、ライコウvとテツノカイナexを軸に構築を開始しました。

ライコウvの魅力は①手張り2回で良い火力で殴れる、②しゅんそく、③封印石対応、④テツノカイナと同じ色、ピジョットを倒せる色⑤ハバタクカミへの耐性(+ミラクルフォース耐え)あたりかなと思います。

例えばピジョリザ相手で1枚取ってくれた場合、ロストが溜まっていなくても返しにカウンター状態手張り2回のライコウvでピジョットを取るところから、ナンジャモやビワが飛んで来づらい状況を作り、2-2-2を狙うことや、サーナイト相手にライコウから入るとハバカミで我慢できずフワンテなどが出てくることが多く、マインやごっつあんに繋がって行きやすいです。

ただしこれまでの構築であると雷エネルギーは2枚、シティS3で使用したリストでもルミナス含め3枚。結構心臓が強くないと取れないプランでした。

しかし、雷エネルギーを4枚以上採用すれば当然手張りがしやすく、テツノカイナ起動もしやすくなります。

トドロクツキの喪失

悪エネを無くすということはトドロクツキの喪失を意味します。水エネは月光手裏剣を評価して採用。わんちゃん水エネ抜き悪雷超もありなのかもしれません。検討不足です。

トドロクツキexが大きな意味を持つのはHPの高いリザードンexや、手札干渉や回復札を絡めてくるアルセウスVstarのデッキなどになります。220出せるのでvポケモン全般に非常に強いです。

後者特にアルセウス相手は不利を取るように正直なってしまいますが、vポケモンで愛知環境においてよく見かけるのは雷弱点のルギアVstarとギラティナVstarな気がします。

また、相手のガチグマexを返しづらくなります。

トドロクツキexというポケモンがあまりにシンプルで強すぎるカードなんですが、微妙にカバーしきれていない部分もあると認めつつ、そこそこの範囲をエネルギー拘束の無いミュウexとガチグマex、そして雷のライコウvとテツノカイナexを使ったプランで埋められそうという所感で構築を進めました。

構築原案

ポケポケCS 4-2 LOとリザのビワに沈む 

良かった点

・はなえらびがしやすかった

・貼りたい色を手張りできた
 →結果論だが後手一手裏剣も決まった

・ガチグマとミュウでギラティナにギリギリその時は抗えた

・イバラの技でエネルギーを温存できることがミラゲ節約になった

悪かった点

・色が減ったからと言ってつりざおを減らした
 →ミラゲ5枚目、カイオーガのアクアストーム的な利用を企図したジェネレーターがBAD

・色が多いことのメリットである「ミラゲが打ちやすい」点を感じた
 →ミラゲ打っても3枚同じ色しか山にない状況があった

・裏呼びのカードは3枚もあるが、流石にもう少しリザードンにプランが欲しいかも
 →イバラやガチグマなどでサイドを取らずにダメカンを置くことはできるが、デヴォリューションなどがないとその先の詰め方がない

・悪が無いのがすぐバレる
 →悪エネピンザシも考えたが、構築上「何が入ってないか」考えられた結果すぐCL優勝者にバレた

・寝てる時に「これミラーのガチグマ突破できないじゃん」と気づく

大会反省から決定した確定枠と自由枠

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フェアリーエネルギーが自由枠。
その他は基本的に確定枠だが、エネルギーの総量を弄らなければ色の配分を変えることが可能。雷だけは固定かも。

先に触れた「相手のガチグマexが返せない」という点については裏呼び+ごっつあんを終盤に持っていけばそこまでストレスでもなかった。

プランとしてはツツジとイバラ押し付けてから1ターンガチグマ止めてごっつあんや、ツツジで1ターン止めてスピットみたいなものもあるが、大変なことは否めない。

改善?後の大会

ペアかな杯 5-1 vsリザードン厚め

もはやトドロクツキで良いだろ」という声が聞こえてきそうですが、ミラージュゲートやはなえらびの負担は感覚としては減り、おまけに森の封印石対応のシェイミvは活躍してくれました。下記の通りリザードンにしっかり勝ってくれました。

デヴォリューションは少々△でしたが進化系デッキ全般に使っていけるカードでした。

1.サーナイト後◯
2.ピジョリザ後◯
3.ビーダルピジョリザ後◯
4.ピジョリザ後◯
5.超バレ後×
6.ロスバレ先◯

おわりに

最初からわかっていたことですがパワー自体は既存の構築、というかトドロクツキexに劣りました。

ただし、既存のミュウexのみならず、新しく登場したガチグマexがかなり強く、構築を簡単にしても再現性やはなえらびミスの減少から、使いやすくそこそこ勝てる構築になったかなと思いました。

明確な課題が多いですが、いろいろ愛知に向けていじってくれる方が居ればと思います。

それでは。巨石丁〜♪

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