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【はあ】大学生活とポケモンカード

はじめに


ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。
大学を卒業し春から社会人になる者です。

大学生活4年間のうち3年くらいポケモンカードをやっていました。
今回はその経験・しくじりを文字に起こすことがメインテーマとなります。

よって対象は主に学生になってくるのかなと思います。

文章上、多少啓蒙チックに見えるかもしれませんが、そのような意図は無く、誰かの何かに役立つ、もしくは将来の自分に役立つための文章のつもりで筆を執りました。

スクランブルバトルの行きと待ち時間と帰りで書いたのでバカ短い文章です。

具体的な環境下での個別具体なしくじり(例:あの時スタンプ2枚入れとけば良かったなーとか)では無いです。

誤字脱字あったらすみません。

スクランブルバトル良いイベントでした。

スクランブルバトル使用:ロストバレット

1.他者の考えを尊重する

早速脱線するのですが、私が大切にしている価値観の一つに「プロ(≒自分よりその物事に精通している人)の力を頼る」ということがあります。

私たちが(主語がデカいところはありますが)、中高時代に先生方から育まれた価値観はむしろ逆のことが多いです。

というのも、主体性を重んじることが至高であり、誰かを頼るのではなく自分自身で考え行動に移していくことの大切さが説かれやすいと思います。

「逆」と表現しましたが、前後の思想がロジックとして矛盾したものでないことは勿論理解しています。

何も考えず他者に傾倒していくのは良くない、まずは自分で考えてみて、どうしても埒が明かなかったら他者を頼る、という風には学校でも教えられてきたと思います。

その中で、この「まずは自分で考えてみて」のプロセスにおいて私はいくらか相対的に早く他者を頼るフェーズに入るというのが先述の価値観の真意となります。

そういう価値観は大学受験時に持つようになったのですが、長くなるので詳細は割愛します。端的にポケカで言えば、自分の中で完璧なサイドプランを築いていたと思っていても、前提の「自分」がカードプールすら理解していないので、プランに脆弱性が残存し、先生(ここでは何かの隠語ではなく一般的な高校教師や塾講師を指す)の指導プランを無視した行動をして失敗する・逆に指導に従って成功するといった経験をしたという感じです。

長くなりましたが、ここで言いたいのは経験の量というのが少なからず何かを意味すると考えていることです。たかが受験勉強3年やった高校生vs塾の数十年のノウハウ、さらには数十年一つの教科・大学の傾向を極めた講師で考えると、アニメやマンガで考えればトンデモ主人公が凄い勢いで経験の差を埋めていきますが、現実的にはそんなことはあまりないでしょう。

これをもっと身近な例に落としこめば、自分が使ったことのないミュウVmaxのデッキについて、1年以上擦りに擦ったプレイヤーから得られる栄養があったり(ポケモンカードで例えるとなんか「1年以上やってた≠上手い」だからうんぬんかんぬんって今思った人いると思いますがイメージの例としては伝わると思います)、もっと壮大な例に落としこめば、年齢になります。

SNS上で見るキモい大人たちや今書いているような若干啓蒙的にとれる文章を見て、形容した通り「キモい」と感じる気持ちはとても分かるのですが、学生の頃の自身の視野は狭く、視座は低く、今より勉強はできたと思いますが、思考のプロセスや一つ一つの行動の動機など、とにかく頭が悪かった要素が満載でした。きっと今のことも数年後頭悪いと振り返っていると思います。

どんな学校を出てもどんな仕事をしていても、その人が少なくとも20年以上生きてきている中で一人一人から得られるもの、感じられるものはあると思っているので、バカ長い前置きになりましたが、これから書き連ねられるキモい大人の言動に怒らないでいただければと思います。

2.時間は有限△ 結構いっぱいある〇

「大学生活あっという間なんだから、〇〇」

ということは大人たちの常套句です。
当然あっという間でした。
三神ザシアンくらいの時に大学に入っています。あっという間でしょう。

しかし、相対的に考えれば、社会人や子育てをしている人より使える時間は圧倒的に多いはずです。

しかし、そこには大きな罠があります。

社会人であったり、中学高校に通っていたりする人は使える時間が限られているからこそ、時間を有効に活用できます。

バカ矛盾してるような文ですが。。。

一日に3時間しか使えなかったら、バカでも計画を立ててメリハリをつけないと、やりたい趣味とその他のやりたいこと、仕事や学業という義務などを両立していくことができません。

つまり、時間を使い方に対して強制的に頭を使わされるので、総時間は少ないですが、その時間を有効に活用することがしやすいです。

しかし、大学生はカリキュラムや他の活動やバイトなど様々なことがあって人それぞれではありますが、平日の昼間からゴロゴロ~ゴロゴロできるし、20時間以上PTCGOして大会をはしごしても大丈夫です。

感覚はあっという間ですが、それでも次の日も20時間TCGが可能です。
こうした社会人になるまでのモラトリアムのせいで、完全にぬるま湯につかるとどうなるかというと、時間を有効には活用できなくなっていました。

20時間PTCGOやったとして、成長できているか・シティリーグで勝てるか・代表になれるか、という観点で考えるとそれはかなずしもYesになるわけではありません。

がんばりたいコンテンツに対して「時間だけ使う」ということが得意になってしまいます。

結果、短い時間でしっかり必要なことを学んでいくプロセスをとった人間に負けていきます。とりあえずよくわからないシティリーグに参加し続けて1年目をほぼほぼ負けでCSP100もいかず終えました。

そして2年目に学生団体の任期が満了したり、その他もろもろ時間をとれるようになったりしたので、ポケモンカードに本腰を入れて活動するようになりました。実質シーズンを走るのは1年目という感じになっていきます。

要するに大学生というのは、趣味以外にも色々変化が起きることを加味してもかなり時間を取れてしまう人が多いです。時間が沢山ある中でその時間を有効に活用する必要が出てきます。

大学生というか近い年で活躍しているプレイヤーはとても多くて、皆さんそういった時間の使い方、頭の使い方がとても上手なんだと捉えています。多分、こうした成功しているプレイヤーたちよりポケモンカードに「時間を」使っている人は沢山いるのではないでしょうか。

社会人や中高生が使える時間以上の時間を全て有効に活用することができるならば、代表級・爆発的にポケモンカードが上手くなることに納得がいきます。

結論は時間の使い方に気を付ける、というありきたりなものにはなりますが、その性質はやや特殊で、時間がいっぱいあることが逆に悩みの種になるというものでした。

3.時間を効率的に使うために頭の使い方を学ぶ

これはそれこそ大学1年生から現在に至る自分には全くできなかったことでまさにしくじりに該当します。

気づく契機は、就活であったので大学2年生から3年生ごろになります。
ぜひ1年生から気を付けておきたかったことです。

先ほどのように、時間を無駄に使っている感覚はあったものの、どうしたら良いかはよく分かりませんでした。

視野が狭いので、練習をしたりツイッター(旧ではなくガチの)で情報収集したり、色々会話したり、PTCGOの大会形式で毎日連絡をとって無限BO3するものがあったのでそれをしたり、やれることはトライしていましたが根本的にはちょっとズレているアプローチであったと思っています。

というのも、「練習をする」「情報をググる」「PTCGOの大会に出る」という行為そのものが、自身が自身に足りないことや目的に応じて「時間の使い方」を選択した結果でなくてはならないのに、やや手段が目的チックになっていたり、そもそも目的を考えずに行動(ここではジムバトルやPTCGOなど)していたりしたと思います。思いついた選択肢を脳死で実行していることも多そうです。

とかいうのを就活の自己分析中に思ったんですけど、普通は大学受験くらいでちゃんとやってる営みなんでしょう。東大生ポケカプレイヤーが活躍しているのもたまたまでは無いと思っています。

で、時間の使い方を決めるってことは、漠然とした「自分の足りないこと」を深掘ることだったり、そこから「重要度」や「実現可能性」だったり指標に基づいて優先順位をつけて行ったりした先に初めて「じゃあどうやってやろうか?」みたいな話になり、手段の中でも一番効果が高そうなものを選びたい的なことになると思います。(あくまで一例)

そして、そういう時間を効率良く使うために頭を使うことを繰り返していくと、一つ一つの行動に対して目的意識を持って取り組むことも容易くなります。

また自身が組んだロジックや、意外とたくさんあるフレームワークに当てはめて考えた戦略は結果がどうであれ頓挫した理由や成功した理由の明確化につながり、反省することができます。

ここは価値観になりますが、プロセス面に達成感や満足感を感じられる価値観であれば精神衛生上も良さそうです。逆に結果だけをこだわり続けるとかなり苦しいゲームなんじゃないかなとも考えています。

CLは抽選BO1で12-2・シティリーグは4-1オポ落ちみたいな環境で強い人も負けることがある中で、自分のようなペーペープレイヤーが何度も勝ち続けられたらかなりの豪運になり、結果に対してゲームのやりがい面での比重を高めすぎてしまうとモチベーションの維持に支障が出ると考えるようになりました。あくまで比重の話です。

そもそもCLなどは運が良くないと出られないし、出れなくてもモチベーション維持のために脳に負荷をかけ続けて自分なりの結果を出し続ける。そして同じような営みをした仲間と意見を共有する。互いにその意見に対して根拠があるので議論が生じる。そういった止揚を繰り返した結果、CLやシティに出る誰かが結果を出す。

みたいなことプラスαコミュ障な自分にも人とのつながり・部活感を味わえることからやりがい面やモチベーションの維持を続けてこられました。

先述の通り、ゴロゴロするのは当然、頭をグルグルさせて考え続けることも時間はあるので簡単なんですが、結論グルグルのさせ方が良くないと1日の終わりの虚無感はゴロゴロと同様かそれ以上になってきます。だから頭をグルグルさせる方法をいくつか持っておくべきというしくじり先生でした。

3.意外と就活で使える

もう四年生も終わるので正直具体的なことはあまり覚えてないんですけど、僕の持っている手札(いわゆるガクチカ)は、「①政策系の団体活動②新設したボランティア団体での活動③地方の中小企業のブランディング・商品開発④塾講師のアルバイト⑤ポケモンカード」の優先順位で、ケースバイケースで話しやすいやつを話してました。

他の大学生だとここでスポーツとかの部活動だったり、シンプルに大学でやっていること、ゼミ活動に留学とかも加わってくるんじゃないかと思います。ポケモンカードに命を掛けすぎたため、話せることがあまりありませんでした。

まさに「時間の使い方」が為っていません。

ただ色々やっているうちに「ケースバイケースで話しやすいやつ」がポケモンカードのことが多くなっていきました。

業界や企業との噛み合いや、単純に順位という結果とそこに至るプロセスみたいなことが話しやすいみたいなことはあったと思うんですが、やはり独特の経験かつ有難いことにブームになっていたので「はあ、ゲームかよ(笑)」と一蹴する人事の方は一人もいらっしゃいませんでした。内心は知らないですけど、最初は「え?」って人も、得られた価値や、大会のために日本中回って部活みたいなことをしていることを説明すると話を聞いてくれました。

得られた価値の面で一個紹介すると前章で触れた「人とのつながり」になります。

内定先の社長に「自身と異なる価値観を持つ人を直感で嫌いになる前に関わってから嫌いになるか決めてみては」という話をされ卒業までにたくさんの人と関わることを勧められました。

ただ、自身の経験を振り返ると既にとんでもない数のいろんなバックグラウンドを持つ人間とポケモンカードという対人ゲームを通じて関わることにたまたま成功しています。

例えば私の年末年始は5歳くらい下のポケカプレイヤーと5歳くらい上のポケカプレイヤーとラブライブを観て過ごしました。これはポケモンカードというよりラブライブがすごいのかもしれませんが。

いろんな年齢・いろんな仕事をしている人と関わり、様々な刺激の中で狭い視野が広がる経験を何度もしました。

どこかのNoteでも言及しましたが、通っている大学は学生の多様性をかなり前面に出しています。入試制度だったり、留学生の受容れだったり。そういう学校は多いのではないでしょうか。

しかし、大学に通っている時点でやはり関わる人の範囲は絞られ、確かに色々な面白い人から刺激を受けましたが、「多様な出会いを求めるために大学へ」みたいなことは入学前よりやや懐疑的になりました。ここまであえて大学生を前提とした文章構成にしているので「こいつ視野狭いな」と感じた方もいらっしゃると思いますが、こういう人が基本多く、その中で各々の尺度で「多様性」を都合の良いように使っていることが多いんだと思います。

ポケモンカードは子どもから大人まで遊んでいるコンテンツの一つであり、取り組む熱量もさまざまな人がジムバトルやCLなどに集まってきます。わけわからん揉め事も多発してますが、そういう環境から得られることの方がよっぽどこれからの人生に役立つように思えました。

的なことを言いました。

ちょっと綺麗すぎることを言うので若干汚い見出しと締めくくりにしました。

4.体力が足りない

運動系のサークルにコロナ禍という時勢もあり所属しなかったのですが、運動はした方が良いです。

Instagramなどで溢れるパワフルな友人たちのように何日も連続で外出しはしゃぐ体力はなく、1日遊びに行ったら大体翌日ぐったりしています。

これはとても勿体無いです。
また1日の中でも家にいる日が続いてから急に早起きして外出すると体調を崩します。

私は曜日感覚喪失昼夜逆転PTCGO生活の中で早起きしディズニーランドでぶっ倒れました。

直近のポケカスクランブルでも7試合しかしてないのに眠くてロストゾーンに送ったつもりのカードと手札に加えたカードが一致して横転しました。

POGという2日がかりの大きなオンライン大会があったのですが、その時もサークルの引退式と被っており、徹夜でBO3を8試合→引退式→飲み会→BO3 8試合した結果1週間ぶっ倒れました。

ただ普通の大学生というのは徹夜で遊んだ後大学まで行って講義にレッドブル持ちながら参加するような若いパワフルな像があり、1徹くらいできないようではそれこそ社会に出てから大丈夫なのかという不安も今抱えています。

心身の体力はつけとくべきです。
ポケカの練習も圧倒的に足りてないと思います。

おわりに

コロナで半分くらい潰れた大学生活で、特にスタートダッシュがコロナだったのがとても「はあ」という感じでした。

大学もスタートダッシュポイント30ptくれよという感じです。

ただ、そこでオンライン活動が増えたことによって時間ができたり、実績が無いにも拘らず、オンラインを通じてさまざまなプレイヤーと対戦・知り合うことができました。工夫としてSNSはあえてうるさく投稿しました。

とても運が良かったと思っています。

本当は大学在学中に日本各地にいる、わんちゃん世界のプレイヤーに会いに行こうと思っていましたが、会えなかった人の方が多く残念でした。

ただWCSが地元横浜開催だったのはこれまた運が良く、会えたプレイヤーもたくさんいました。あれ嬉しいですね。

ということでCL右手当選、というかJCS右手当選できるよう公式さんお願いします...。

それでは、巨石丁〜♪

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