・スーツを着る
・出社する
・満員電車に乗る
・売上目標を立てる
・納得いかなくても売る
・嫌なクライアントとも仕事する
・週5日働く

ある人の書いた文章を見ていたら「やりたくないことリスト」が出てきた。それを見ながら、僕はどんなことを辞めてきたのかなとふと思った。特に仕事をするという面で。1社目は、運が良く良き会社に入り社会人としてのマナーとビジネススキルを1から学んだ。きちんと定時に出社し、朝礼を行い、スケジュールを調整しアポイントを取り、クライアント向けに企画書をつくり売り込み営業目標をクリアできるように働いた。そんな生活をしていた。

いまでは、いいのかどうかはわからないけれど講演や講座にゲストとしていくときにもスーツは着ず、オフィスはあれど出社はほとんどしなくて定時から仕事を始めるということはなくなった。売上目標は立てずに、収入としてほしいなと思う額を決めて、あとはやりたい仕事を選びながら働いている(やりたいことであれば、お金が入らなくてもやりつつ)。そうやって生まれていく縁や経験が次の仕事を持ってきてくれて、生活ができるようになった。

主には、自治体依頼のプログラム運営、大学の講師、研修・講演がメイン。あとは時々、イベント撮影や映像制作や、広報のサポートがあったり。ウェディングの撮影の依頼もあったりしたな。

でも、とても不思議。どうして仕事になっているのか。きっと、周りの皆さんに活かしてもらっているんだと。「これを頼んでみよう(頼んであげよう)」と思ってくれる人がいるからなんだろうな。改めて感謝しつつ、今は2つのイベントのゲストを誰にするか探している。