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あなたにとっての避難基地とは?

ふと、昨夜はこんな問いをもらって話した。

自分にとって、どこが避難する場所になっているのか。
そもそも、避難するというのは、何から避難するのか。

あまり意識したことのない問いだったからこそ考えた。

とある方は、写真を撮ることや、お散歩に出掛けることだと話された。また、とある方は寝ることと話された。そして、もう一人の方はイタリア語を話すときだと言われた。

僕はというと「自分のことを話せる相手」と答えた。どこか静かなところというわけでもなく、旅に出る訳でもなく、身近なところで「行きつけ」であり、自分の心の声を話せるような相手、そして空間(空気)が僕の避難場所だと思った。

そして、何から逃げるのか?何から離れるのか?については、きっと「相手のことばかりを考える自分」から逃げるのだ。こう書くと、自分がめっちゃ人想いの良い人みたいになるのでオカシイが、普段、多くの方々のサポートをしている仕事についている人は多いはずだし、同じ感覚を持つ人も多いのではないだろうか。だから僕は、自分のことを話せる相手、が大切なのだ。

最後に、この話は「居場所のない若い少女たちのための場づくり」がテーマとなっていたワークショップだった。そして、上記のような答えが皆から出てきたということは、もしかしたら物質的な場所ではないのでは?という新たな問いが生まれたような時間だった。


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