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見慣れたいつもの場所でもきっと。

昨日のつめたい雨になんとか耐えてむかえた朝。
まだまだひんやりしていたけれど、昨日輝けなかったフラストレーションを一気に発散させるかのように、朝陽は燦々とぼくらの上に降り注いだ。

清々しくて、きっとだれもが深呼吸をしたくなる。
昨日のどんよりとした空気がまだ身体にのこっているから、ここでそっくり入れ替えてしまいたい。
そのまま上を向いて、いつもの道を歩きはじめる。

でもその前に。
すこしだけ、足もとを見てみる。
立っていてもわかりづらいから、思い切ってしゃがんでみて。
こんな朝は、そこにはまるで宝石のようなキラキラがたくさんちりばめられているはずだから。

見慣れたいつもの場所でもきっと毎日何かが違って、それは注意して目を凝らさなければ気づけないことが多かったりするけれど、一度習慣にすることができてしまえばそんなにむずかしいことではないはずだ。
忙しいときもあるけれど。
前を向いて、上を、下を、左右を見て。
寄ってみて、引いてみて。

そうして得られるものは、手のひらのなかの四角い画面から得られるものよりもずっと有益なこともある。
今朝は光をいっぱいに浴びたしずくがそれを思い出させてくれたけれど、またいつかこころに余裕がなくなるときがきっとあるから、そんなときのために、今日の出会いをのこしておこうと思う。

<おわりに>
今日はほんとうに朝陽が気持ちよく、すてきな出会いがありました。
雨がしとしと降った次の日、きれいに晴れればこんなチャンスがあることはわかっていて、じつは昨日から狙っていたんですけどね。
カメラ片手に突然脇道にしゃがみ込むぼくを見て周りのひとがどう思ったか知りませんが、そんなことは気にしちゃダメ。
悪いことをしているわけではないのだから、やりたいことはどんどんやればいい。
自分のこころの利益のために。
そんなヒントがいつもの道に転がっていたら、よろこび勇んで拾いにいきましょう。
自分のこころが「アガる」ポイント、いくつか抑えておきたいですね。

(下の2枚はストックから出しました)

本日もさいごまでお付き合いいただきありがとうございました。
写真は「みんなのフォトギャラリー」に投稿しておきますので、記事のテーマに合いそうなものがありましたら使ってやってください。
「だいすーけ」で検索すると、これまでのもすべて出てくると思います。

昨日の冷え込みがこの春さいごだと思いたい。
体調気をつけて、週末たのしんでください。
それでは、また。

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