なぜか苦手なアレ

世の中にはいろいろな恐怖症がある。高所恐怖症、閉所恐怖症、先端恐怖症……挙げればキリがない。メジャーなものでいえば私は集合体が苦手。テレビで蜂の巣なんかが映れば観ないようにするし、いくらやしらす、さくらえび等を使った料理も食べられない。
そもそも魚介類が苦手なのもあるけれど。以前なにかの番組で芸能人が、魚は死体感が強いと言っているのを聞いたことがあり、私の苦手の理由がはじめて言語化されたように感じた。
そうなの。目なのかな、なんか捌かれた哺乳類より死を感じる。死んだ魚の目、とか言うしね。
そんなわけで水族館の魚は見られるけど、鮮魚コーナーには積極的に行かない。

子どもの頃に怖かったものって大人になっても意外と苦手だったりする。たとえばこんなもの。

① 着ぐるみ
テーマパークに行くと親が気を利かせて写真を撮ってくれたり、キャラクターがよかれと思って寄ってきてくれたりするけど、私はそれが怖かった。パレードを遠巻きに見るのは大丈夫、当然なかに人間がいることも解っている。でも大人になった今でも近づかれるのが不安で避けてしまう。

② ポピーザぱフォーマーのウサギ(?)
平成に放送していたであろうCGっぽいアニメ。幼稚園か小学校低学年のときにキッズステーションで観てからトラウマ。犬みたいなキャラクターは平気だったが、ウサギの人がニヤァ…と笑うのが頭から離れず、OPに遭遇するとすぐにチャンネル変えてた。
ちなみに、私はサウスパークやファミリーガイのようなアニメはけっこう好きだし、進撃やひぐらしなどのグロシーンも無問題でホラー映画好き。医療ドキュメンタリーを観ながら食事もできる。でもこのウサギの不気味さは克服できていない。

③ もののけ姫のシシガミ様
理由はうまく説明できないけれど、②と同じな気がする。鹿と猿を混ぜたようなビジュアルが苦手(どろどろデイダラボッチは大丈夫)。たまに金曜ロードショーで放送していると観るけれど、シシガミ様のシーンだけは目を瞑ってやり過ごしている。たまにお風呂で思い出してウワァーとなっている。

こう考えていると正気かわからない不気味な笑顔が苦手なんだろうと思う。その代表格みたいなピエロ自体を怖いと思ったことはないのが不思議だけれど🤔ITのダンスシーン好きなのに。
苦手なキャラクターは知っていれば避けられるからいいけど、着ぐるみは克服したいなあ。
ショッピングモールで居合わせたときに、同行者に「こっちの道やめない…?」って勧めるのちょっと恥ずかしいんだよね。扱いにくい身体というデバフかかってるのに、これ以上面倒くさい要素増やしたくないorz←なつかしの顔文字


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