見出し画像

フロリダディズニー旅行 -持ち物編-

今回カナダ経由で悲願のリベンジ、フロリダはオーランド旅行に向かいました。このNOTEでは持ち物編を書いていきたいと思います。当日に持って行ったもの、しておいた方がいいことなどを書いておきますが、正直こういった感じの旅行記は沢山あるので今回は主に長期滞在の旅行(1週間くらい)を対象に参考になるようなことを書いてみたいと思います。

まさかのPriorityPassを忘れていることを気づいたのは帰国する日でした!

当日手荷物で持っていくもの預け入れるもの

当日手荷物で持っていかないといけないもの

海外旅行ですので旅券(パスポート)は必須です。
そして意外と見落としがちなのが旅券の残存期限です。特にアメリカ旅行では、最低でも半年➕滞在期間の残存期限が必要です。加えて、ESTAを申請する際には3000円の申請料金がかかります。そしてこれは2年間の有効期限があり、パスポート切り替えが必要な場合には新規パスポートになった瞬間に有効期限が切れます。こういったことも鑑みると、1年未満で有効期限が来てしまう旅券の場合には、半年を待たずしてパスポート更新をしてからESTAを取得するのがおすすめです。また入籍直後の女性の方、氏名変更をされた方などは旧パスポートで出国することもできますが、この場合はホテルなどの予約もパスポートと同じ表記で予約することを強くお勧めします。この場合にも、旅行用のVISAを申請する必要があれば新規パスポートで取得したいものです。また、2023年5月頃からはパスポートがスマートフォンのポータルナビで更新手続き申請ができるようになったそうなので対象の方はぜひチェックしてみてください!

次に滞在する、または乗り換え先の観光VISAです。
結構これはホットトピックなのですが、これらの申請を空港でバタバタとする人たちが一定数いるようです。実際にそんな旅行記をYOUTUBEやブログを幾度か目にします。出発空港で多大なストレスを感じる、スタッフとてんやわんやした挙句、申請がすぐに通らずに飛行機に搭乗できなかった。なんなら、旅行自体が行けなかったなどの悲しいレポートを見るたびに、海外旅行は国内旅行と違うものであるという認識を持てるかが大切だと実感します。ネットで手軽に旅券が取れてしまう分、手軽に行けると感じてしまう人も多いようです。
例えばですが、今回私のようなアメリカ旅行がカナダ経由な方の場合、いくら数時間だけカナダに滞在するといっても、カナダの観光VISAを取得しなければなりません。逆に日本はこういった制度が必要ありません(必要な国籍の方もいるかもしれませんね)。国と国の関係性によってもこれらのVISA申請はレギュレーションが変わりますので、飛行機を予約する際にはチェックしておくと良いでしょう。また、これらのVISAも申請が通った際に出る控えを印刷して持参するようにしましょう。スクリーンショットやメールで見せる予定の方もいるとは思いますが、最後はやはり印刷物が強いです。実際就労ビザ関連の資料は全部印刷物で入国審査時に一応持参するように言われます。なので紙印刷は流行らない時代ではありますが、お金や滞在に関するものは印刷物で持っていくことが好まれます。

海外旅行保険証、滞在ホテルの予約表など。
こちらも携帯で見せるだけで良いと思われがちですが、入国審査官によっては印刷したものを見せた方が話がスムーズな場合があります。あとは空港のWIFIが弱かっりすると気軽にネットにアクセスできずもたついてしまいます。また、ないとは言えないのが携帯を盗まれた場合です。携帯に頼りすぎるとこういった非常事態で自分の身元や滞在先を証明する手立てがなくなってしまうということもありえます。特に日本は安全な国なので、あまりこういった事態に対応する経験を踏んでいない、また緊急時のフレキシブルな対応スキルが高い人が少ないです。加えて言語の問題があるので、こうなってくると詰みます。念のため、自分の身の安全を立証できるものは印刷物として持っておくのが安心です。英語表記のものを持っていくようにしましょう。日本語版を印刷しては相手が読めません。あくまでも証明するためのものですので現地の言語が英語以外の場合はそれらも印刷できると心強いです。そもそも、入国審査官や空港保安官、警察、医療機関などの担当者に携帯のスクリーンショットを見せるとなると、高価なモバイル機器を知らない人に一時手渡すことになります。正直私はそっちの方が怖いです。

コンビニのおにぎりとかちょっとしたもの。
まず日本食が安価に手に入るのは当たり前ですが日本だけです。旅慣れた場所で要領を得ている場合には問題ないかもしれませんが、旅行先で食事にありつけるまでに時間がかかる場合があります。海外キャリアの場合、機内食が口に合わないということもあるでしょう。そういった場合に、空港のコンビニで日持ちのする食料を少し買って手荷物で持っていくことで、旅行先で助かる場面が多くあります。例えば、私のように出発から到着地まで24時間以上かかる場合、最終目的地に深夜につく場合などは、現地で食料を買う場所が営業していません。日本のように24時間安全なコンビニというものは存在しませんし、深夜営業の店舗に入るのは危険が伴います。こうなってくると必然的にお腹が空いたけれど明日まで我慢しなければならないといった状況に陥ります。こういう状況を加味して、今回はおにぎりや日持ちする菓子パンなどを大量に購入しました。正直、海外暮らしを経験した人であればわかると思いますが、日本の賞味期限はとても短く書かれていて、実際は2日くらい伸びたところで大丈夫です。菓子パンは日持ちもしますし、旅行先に到着した次の日くらいまでは余裕で持ちます。預け入れ荷物に入れてしまうと温度管理に不安が残りますが、手荷物であれば問題ありません。お肉類や果物類が入っているものは避け、おにぎりや菓子パンを選ぶと小さなお子様がいるご家庭などは特に到着地での生活が少し楽になります。尚、果物やお肉類が入ったものも日本から出国後、到着地の空港に降りるまでは基本的に自由に食べることができます。税関前には処分するようにしましょう。

使い捨てスリッパ、着圧靴下、空気で膨らませるクッション。
これは搭乗クラスにもよりますが、エコノミーの場合は足が確実に浮腫みます。履いていた靴が浮腫んで履きにくいみたいな状況に長時間フライトになればなるほどなりやすいです。ビジネスクラスだとフルフラットが基本ですので心配はありません。プレミアムエコノミーだとフルフラットにならないのでエコノミー同様に浮腫むはずです。
パンパンの足をキツキツのスニーカーに押入れながらトイレに向かう生活に白旗を挙げて早10年以上、私はいつも機内のトイレに行く時は使い捨てスリッパを利用しています。数年前まではマイスリッパを持参していたのですが、エコノミーだと使用するトイレの床がどんどん汚くなっていくので、洗濯機で洗うものも不潔だなと感じてからは使い捨てスリッパ派になりました。これは水なのそれとも…といったような液体が便座手前の床にびっちょりなんてこともあります。使い捨てスリッパだとその機内に限って使用し、そのまま捨てて貰えばいいので気楽なのです。お行儀的な問題だと少し悪いのかもしれませんが、他の人にご不便をおかけしないという点でそうさせていただいています。
そして次に着圧靴下。これは私は持参しても履くタイミングを逃しがちではあります。基本的にはラウンジのお手洗いではいてから搭乗するのがベストですが、できない場合は搭乗してすぐにお手洗いに駆け込んで履いています。その時のお手洗いが一番綺麗なので、着替えをするのはそのタイミングしかないと思っています。そして今回から仲間に加えたのが、機内で膨らませるクッションのようなフットレストです。こちらは本当に便利で、長期フライトの救世主だと思いました!膨らませるのが少々面倒なので、膨らませるものを別途買った方がいいなと思いましたが、それ以外の面では特に問題を感じませんでした。窓側の席でこちらを使うと完璧に足に優しい空間を作り上げることができました。もし、長期フライトの足問題でいつもお悩みの方がいましたら使ってみてください。

1日分の下着と着替え。
ロストバゲージなどで荷物が出てこない場合、急に着替えがなくなってしまうようなことがあります。そういった場合には1日分の着替えを持っておくと安心です。私の場合は下着と靴下、そしてトップスを持つようにしています。夜中についてすぐお風呂に入ろうといった場合にも、最悪は荷解きをする必要がなくお風呂に入ってすぐ寝ることができますのでおすすめです。

当日預け入れに入れておくと良いもの

重量を計るポータブルのはかり。
海外旅行に行かれる方はほとんどの方がお持ちだと思います。これはぜひ、どこに旅行に行かれるでも預け入れ荷物の中に忍ばせておくと良いと思います。預け入れ荷物には重量制限がありますので、ホテルなどで事前に計量しておくことで空港で冷や汗をかかずに済みます。ネットなどで気軽に買えるものを利用しましょう。

数本の500MLペットボトル。
私の場合はお茶系が多いです。日本を離れた場合、急に現地の何か飲み物を調達する必要が出ると疲れるので数本忍ばせていくのが定番です。手荷物だと荷物検査のところで液体物が没収になりますので、空港内のコンビニで購入して機内に持っていくこともできます。ただ、乗り継ぎがある場合にはまた没収されるので注意が必要です。あとはお茶を飲む習慣がある方で、お茶がない国に渡航される方は早期の段階で体が不調を起こす可能性もあります。水も軟水から硬水になったりして体調に影響する方もいるので、ペットボトルで数本持参するのが一番簡単です。特に行きは荷物が少ないので現地で消費するものを持っていくことは負担になりませんしお勧めです。私はいつも5本ほどお茶を持って行きますが、早期に無くなるのでおそらく2倍持っていっても良いくらいだと感じます。やはりお茶は軟水で作るのが個人的には味的にも美味しいと思っていますので、お水を持っていくのもアリです。今回は3名で10日間の旅行だったので12リットルの水に2本の玄米茶(500ml)を持って行きましたが、それも1週間で無くなり現地で調達しました。

胃薬、整腸剤、便秘系の薬、下痢止め等の常備薬。
手持ちでも勿論持参した方がいいですが、これらの飲みなれた薬は必ず持っていくことをお勧めします。私は喘息とアレルギーの薬もこれに加わりましたが、とにかく水が違う、食べ物も違うとなると腸の調子が悪くなりがちです。なので常備薬を持ってくといいと思います。今回は家族が渡米前に体調を崩して通院していたので余計に色々薬を念のためもらったのが良かったですが、私が咳が止まらなくなりました。おそらく乾燥や空調で喉をやられてしまったようです。こうなると旅行中にファーマシーに駆け込むか、海外保険にお世話になるかなのですが、旅行の時間を優先するべく持参した薬でどうにかすることができました。整腸剤を服用していたことで、腸の調子は問題を起こすことがなかったので、整腸剤は個人的にはお勧めです。

大量の除菌系のお手拭き。
まだまだコロナ以降、衛生面では日本よりも免疫力が高い人が多い海外の衛生レベルがそこまで高いとは言えません。日本は抗菌すぎるので、前もって抗菌ウェットシートを持っていくのは大切です。特に手を使って食べる食材が多い国に行く場合にはお手拭きとしても役に立ちます。

女子はヘアマスク、フェイシャルマスク。
先ほども少し触れましたが、海外はほとんど硬水です。髪がガサガサになりまとまりません。これは髪質や肌質にもよりますが、保湿が本当に大事になります。私は髪がすぐ死ぬので諦めていますが、せっかくカラーしていっても一瞬で色が消えてしまったりします。これらのレスキューグッズは海外で探すのも楽しいですが、できれば持参しておくほうが安心です。

少量の日本食。
これは北米に行く人は特にお勧めです。胃がやられた時に食べるものという意味です。お粥、レンジご飯、ふりかけ、私が重宝したのはお茶漬けです。胃が疲れていると沁みます。毎日ハンバーガー、ポテトフライ、肉、サンドイッチにコーラ、スプライト、コーヒー!みたいな生活が不安な方は、少しだけ持っていくと助けられたりします。ホテルには電子レンジがあることが多いです。

買って持っていって欲しい、便利グッズ

折りたためる電気ケトル

100-240Vに対応している折りたためるケトルが今大流行しています。いろんな種類がありますが、折りたためる方が持ち運びが楽です。昔から、ホテルにあるケトルなり、コーヒーメーカーなりが掃除されてない、不潔で使えなかったなどの話はよくあります。正直、煮沸消毒で何を入れているかもわからなければ、掃除されているかも定かではないです。最近はディズニーもNespressoのようなマシンに切り替えていています。こうなるとピュアなお湯を確保するのは意外に難しいものです。折りたためるケトルがあればお茶づけも作れますし、簡単なインスタント麺も作れます。インスタントコーヒーも作れますし、お茶も作れるので本当にライフセーバーといったところです。最初は「いる?」といった感じの反応だった家族も、このチョイスには大感謝の状態で、これは本当に必要だわ!と言っていました。個人的にはスイッチはON/OFFくらいの簡単なのがいいと思います。この回すタイプのは若干面倒臭い印象でした。また良いのがあると思うので探してみてください。

使い捨て洗濯物干し

現地で洗濯する可能性がある場合、もしくは手洗いするものがある場合、100円ショップにある小さな洗濯バサミが8個くらいついているものを持っていくといいです。女性は特に下着類を洗うときに重宝します。室内でどこかにひっかけて干しておくと良いでしょう。当たり前のことですが、ホテルのベランダに洗濯物を干すことはNGですので、基本的にはホテルについている乾燥機か、部屋干しです。乾燥機だと収縮してしまう可能性があるという場合であれば、使い捨てのハンガーを数本持参すると便利です。クリーニングでもらうハンガーを私たちも10本くらい持って行きました。寝る前にあちこちに干しておくと加湿にもなり良かったです!

湯桶

え?と思う人多いですよね…。海外のシャワーヘッドはまだまだ固定式が多く使いにくいのです。可動式の場合はいいのですが、固定式の場合は水圧が少なかったりすると地獄になります。この時に大活躍するのが湯桶です。100円ショップで買えます。これを持ってお湯をある程度溜めてから、体を流したりするとスッキリできます。あと手洗いするものがあるときに役立ちますので、特にある程度長い旅程を考えている方は持っておくと便利です。

プチプチ、ガムテープ、マジック、ハサミ、ジップロック、サランラップ

箇条書きで書くとパワーワードみたいになりますが、これ結構大事です。例えば、現地で液体系の食材を買ったり、液体系の化粧品を買う予定がある方、割れ物を買うかもしれない方、壊れそうなものを買う方などはこれらのツールを使って保護することができます。ハサミは何かと使いますので、必ず手荷物ではなく預け入れ荷物で預けましょう。特にそういったものを買う予定がない方は不要です。私の場合、ハワイの時にはハチミツやアヒの液体、化粧品などをパッキングするときにこれらを使いました。液体が漏れ出そうな時はサランラップでぐるぐる巻きにしてからジップロックに入れると完璧です。日本に帰ってきて爆発していたら悲しいことになりそうな粉物もジップロックに入れておくと安心です。今回、妹がココアの粉を爆発させて悲しんでいましたが、私はジップロックに入れていました。こういった予防は実は大切だったりします。

延長コード

これも100-240Vで利用できるもの、Type C、USBなどが刺せるものだといいかもしれません。海外のホテルは日本ほど使いやすいような設計がされてないところが多くあります。高級ホテルはベッド脇にあったりしますが、それでも昨今カメラや携帯、パソコンにiPad、外付け充電器みたいに多くの電源タップを必要としますよね。こうなってくると延長コードがあると必要な場所において即座に充電を複数で使用することができます。これ、意外と国内温泉旅行でも便利なのでお勧めです。

備えあれば憂いなし

今はあまり日本円は強くないので、できれば日本以外の国で不要なものを買う必要はありません。これは東南アジアも同様です。質と値段が日本と比例しないのです。日本の品質と値段は世界の基準と大きく異なっています。それであれば是非備えられるものは日本で備え、本当に必要なものにお金を使って海外旅行を楽しみたいものです!ぜひ参考になるものは使ってみてください。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?