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人生にも断捨離を。目標を叶えるために必要な「手放す勇気」。

こんにちは、旅好きミニマリストのSatoです。

私はミニマリストなのでモノが増えないよう定期的に持ち物を確認し、不要なものは手放しています。いわゆる断捨離ですね。
何度か断捨離をしていると、モノが減るだけではなくどんなものを大事にしているのか、価値観や軸が自然と見えてきます。

そして価値観に合うものを取り入れてそうでないものは手放す。これを繰り返すとお気に入りのものだけに囲まれた生活になっていきます。

最近、目標を叶えるためには生き方そのものにも断捨離が必要だと感じるようになりました。そう考えた理由と今後の理想についてお話します。


ライターになるための挑戦

9月末からPOOLO JOBという「トラベルクリエイター養成コース」に通っています。トラベルクリエイターとは旅を仕事にする人のことで、このコースではライティングやSNSブランディングなどを学びます。

週1回2時間弱の講義、週に2本の執筆課題、毎日のSNS投稿。それ以外にも自主企画でメンバー同士、記事のフィードバックをし合うこともあります。平凡な会社員だった私は、POOLO JOBが始まってから一気にやることが増えました。

受講を決めたのは、目標だったフリーランスのライターに近づくため。
新卒からずっとIT系の仕事をしていたのですがやりがいが持てず、悩み抜いた末に「ライターになりたい!」と思うようになりました。

さすがに未経験のまま独立は難しいので、こちらのスクールで基礎から勉強することに。
忙しいけれど目標実現のためにやるべきことであふれているのは、むしろ嬉しいことでした。

目標を叶えるためなのに気力が追い付かない

なのにいざ始まってみると時間が足りない。体力もない。毎日クタクタです。

けれど何より辛いのは、気持ちが追い付かないことでした。

平日9時~19時くらいまで会社の業務をし、終わるころには何も考えられないほど精神的に疲弊していました。
まるで絞ったレモンのように、生気をなくしてぐにゃりと倒れこむ日々。

本当は課題記事のテーマについて考えたい。
講義のアーカイブを見返して復習したい。
他の受講生が書いた記事をたくさん読みたい。
プロの記事を読んで何がすごいのか分析したい。
課題以外にも日々得られる学びを記事にしたい。

やりたいのにできない。イスに座ったまま動けない。
仕事で心を削られて、どうしても気持ちが追い付かなかったのです。

いま心を埋めているのは本当に大事なもの?

そんな状態が続いていよいよ課題記事を1本すっぽかした頃、今の私にはやりたいことをするための心のスペースがないと気づきました。

ならば今幅を利かせてジリジリと気力を削るそれを、手放す必要がある。大切なものをわずかに空いた隙間にぎゅうぎゅうにしまい込んで、しわくちゃにしたくない。

家なら広いところに引っ越せばいいけれど人間はそうはいきません。

人にはキャパシティがあって、大きさは人によって違う。そして他人からは見えない。今どれくらい埋まっているのか、埋めているものは本当に自分が求めているものなのか、判断できるのは自分だけ。

本気でやりたいことがあるならば、今あるやりたくないことを手放してスペースを空けないといけない。断捨離なら、大の得意でしょう。

大事なもので満たせるように

こうして目の前にやりたいことがドッと押し寄せたおかげで、今の自分を見つめることができました。

仕事とプライベートを別物としてとらえバランスを取ろうとするのではなく、シンプルに自分にとって必要なもの、心地いいもの、大事なもので心も暮らしも満たしたい。

単にラクしたいわけではありません。一時的にしんどくても、望む生き方につながるならそれも「大事なもの」です。
限りある心のキャパシティを、そういう大事なものたちで満たしたい。

それが私の理想のライフスタイルです。

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