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キャリコン合格までの道のり

おはようございます。
このたび、国家資格キャリアコンサルタントの試験に合格にしました。

長い長い道のりだった‥!
振り返りながらつらつらと綴ります。


1、受講開始


思い返せば、駐妻になってから「よし、資格取ろう!」と決め、コロナでの強制一時帰国をした、目処未定の日本滞在中に通学を開始しました。

キャリコン通学を始める|Aya (note.com)

何もかも中途半端になっちゃった当時の私は、何かを埋めるかのごとくそれはそれは熱心に勉強していたのですが、試験直前にフィリピンへ戻ることになりました。ビザの関係でどうしようもなかったとはいえ、やっぱり試験を受けられなかったことが悔しかった。。。

その後、一時帰国の機会に試験を受けようとしましたが、限られた試験日程と短い一時帰国の予定を合わせるのはなかなか困難。当時の一時帰国と言えばPCR検査及び隔離が伴ったり、感染者数に応じて試験日も延期になったりもしていたため、なかなか試験日を確定できず。そのような理由から、ずっとペンディングさせ続けていました。

2、駐妻×キャリコン、実はハードル高い

駐妻期間中に何らかの資格を取ろうとして、そこでキャリコンを選ばれるケースをいくつか聞いたことがあるのですが、資格取得までのハードルは実はちょっぴり高い‥!(と思う。当社比。)

内容やレベルはこの際さておきで、そもそもまず資格試験自体のハードルが高いのです。受験前に約半年の通学が必要だし、通学は対面な学校も多く、試験はオンラインで受験することはできません。試験の2~3カ月前に申し込みしないといけないということや、受験票やらなにやらはすべて紙媒体で届くため固定の住所も必要。試験費用も決してお安くはありません。

その上、海外在住者には、なにかと手間がかかったりします。(そもそも日本在住者を対象にしているがゆえなんだろうけどねぇ)

さらに、私にとって悩ましかったのは、3点あり。
①学科試験日と実技試験日の間が1~2週間空くこと、②実技試験の日程の確定は直前であること、③試験会場は限定的で地方での開催がないこと、でした。

一時帰国ってかなり前もって決めるし、予定も詰め詰めになることも多く、なかなか試験日が決まらないというのは調整が難しい。というか無理でした。そして、コロナもあったので、隔離期間も視野に入れないといけないし、滞在先が地方の実家である期間もあったので県またぎの移動も制約があるし、・・となると、ずっと泣く泣く先送りにしてきました。

駐妻期間になんとか形ある何かをしたかった。そんな気持ちから資格取得の道が開けたわけですが、資格取ることを考えて比較すると、他にも資格はあったかもしれません。例えば、同じ国家資格のFP2級は試験日の確定も早く、試験は1日のみ、試験も比較的多くの場所で開催されているので有難かったなぁとも思います。

FP2級を目指してみる|Aya (note.com)


無事合格!


3、本帰国が迫ってきた

そうして本帰国が確定。

本帰国が確定してから、試験の申込みをし、勉強の再開をすることになりました。

勉強、特に学科試験については、細々と勉強し続けていたものの、やはり大してできていなかったというのが実情。正直、いつ受けられるかわからない試験に対して勉強するのってなかなかモチベーションの維持が難しいんですよね。。。あと、試験ばっかりしていたような学生時代のようには、覚えられず、もう記憶能力は衰えていることを痛感。

とはいえ、やっとの思いで申し込みができたというのもあるので、フィリピンでの毎日は楽しみつつも、近所の好きなカフェを転々として勉強時間を確保するように努めました。


お気に入りカフェ@フィリピン

しかしながら、こちらも正直なところ、新しい生活の立ち上げだけでいっぱいいっぱいな日々で思うように勉強の時間を割り当てられなかったです。あれこれ荷物を片付けて、新生活を立ち上げるだけで毎日時間が溶けていき、勉強時間の確保には苦しみました。いやぁ、海外引越しナメてました。

なんとか乗り切るべく、引越しの合間に学科と論述の対策だけ行い、学科試験後に実技試験対策をしました。

4、試験対策と試験日

試験対策は過去問を解くこと中心に行いました。

学科については、受講していたときと数年時代が進んでいるので、ところどころ情勢が変わったり法律が変わっていることを補う形で勉強しました。(特にコロナを経ての失業者率の変化や、近年の男性育休制度の変化とかね!)

いろいろあって試験日も会場に行けるかギリギリまでそわそわしましたが、なんとか学科と実技の両試験に出ることができました。

久しぶりの試験、緊張したよーー

しかしながら、1回目は学科は合格したものの、実技で不合格となりました。あまり実技の対策には時間を割けていなかった自覚はありましたし、試験直後の手ごたえはまるでなかった(絶対落ちたと思った)ので、変に腑に落ちてしまいました。

腑に落ちたけど、さすがに心折れる・・

5、再度の挑戦!

心折れてばかりもいられず、申し込みはすぐ迫ってくる!

あれほど受験したかった試験ではあるのですが、再受験するかは少々迷いました。

というのも、キャリコンの実技試験の採点って、白黒ハッキリしたものではなく対策できない‥と思ったのが理由です。

たしかに、前回の実技試験での手ごたえはなく、論述も面接も「これでいいのかしら?」という気持ちだったのは間違いないのですが、採点の理由や点数についての解説があるわけではないんですよね。

結局直前まで対策らしい対策はせず、すでに復職していて日常もなかなか忙しいというのも相まって、
対策のようなこととしては、ちょっぴり友人のキャリアの話を聞き練習とさせていただいたり、一冊だけ本を買って読むこと(それも試験前夜に購入)に留めました。

しっかり対策本や攻略本を読むタイプの人もいると思うし、それが型にハマる人もいるけど、私は、あれこれ指南されると逆にダメなタイプだと認識しました。

まぁ、これでダメだったら私向いていないんだと思うことにし、受かっても落ちても「最後の受験」と決めました。

6、論述そして面接の、実技試験に合格

ヤキモキしましたが、無事試験完了!
そして合格しました。よかった🌸

最後まで、やっぱりなにがどう良かったのかわからない謎。面接は前があまりに噛み合わなかったのでやっちゃったなーと思いましたが、今回もちょっとモドモドしていたのであれでよかったのかは謎。また、論述は前回よりポイント低かったんだけど、実は前回よりも今回のほうが手ごたえあったので、これもまた謎ではあります。

ひとまずよかった!

駐妻になり、私は何をしようと見つめるなかで、やってみたことはたくさんありますが、この資格取得が一番時間も手間もお金もかかりました。それだけにとびきり感慨深いです。

そして、合格はゴールではないので、自己研鑽に励みたいと思います。駐妻の経験もキャリコンに活かしていきたいな。



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