キャリコン通学を始める
コロナの影響を受け、目処未定の一時帰国滞在。
せっかくだから今のうちできることを!と思って、夏からキャリコン養成講座に通い始めました。
1)キャリコンとは
「キャリアコンサルタント」の略であり、通称キャリコン。
学生や求職者、在籍者等へ、キャリア形成や職業能力開発などに関する相談・助言を行う専門家のこと。2016年に国家資格となった資格です。
2)過去の経緯
直近まで人事系の職務についていたので、資格についての予備知識はありましたし、上司からも取得を勧められていました。
ですが、当時の私は日々の仕事に夢中であり、忙しいを言い訳に何も手を付けられていませんでした。
時間もお金もそこそこにかかるし、その費用対効果として、それほど大きな意義を感じられていなかった、というのもあります。
そんな感じだったのですが、「この休職中に何かしたいな!」と思い、帯同前に調べていました。
資格取得のためには、国家試験を受験するだけではなく、日本での通学&授業出席が必須ということ。しかも、通学は最低4か月~半年かかるということで、ちょこっと一時帰国したときに通うというわけにはいかなさそう…。
「これは取得するとしたら復職ないし、本帰国のときだな」って思いましたがすんなり諦められず、いくつかの学校と面談をしたり、実家宛に資料を送ってもらったりしていました。
3)大きな転機
一旦調べてみたものの保留とし、渡比。
キャリコンのことはすっかり忘れ去っていた頃。
コロナにより急遽一時帰国が決まり、目処未定の滞在がズルズルと続くことになりました。
最初は生活に慣れるまでがバタバタだったものの、少しでも落ち着きを取り戻してくると、「この宙ぶらりんの期間をどう過ごそう?」と思いはじめ、この資格のことを思い出しました。
元々問い合わせていた学校に再度連絡してみると、コロナの影響でカリキュラムの一部がオンラインになっているということを小耳に挟みました。
それは私にとって大きな追い風であり、日本の仮暮らしのまま&仮にフィリピンに戻ることになったとしても勉強できる環境かも?と思い、通学への道を考えてみることに。
内容については、自分の興味領域にハマっていることは申し分ない。
授業の大部分はオンラインでも受けられることに変更になったらしく、そのような特別カリキュラムであれば私も受けられそうな要素が強まってきました。
ですが、オンライン学習を経てから受ける卒業の修了試験は、出席必須。対面での試験以外は認められないということもわかりました。
また、この期間通学後に受講可能となる国家試験そのものは、最短で来年の3月になるそう。
ということは・・・
「養成講座修了試験時(今年の年末)まで日本にいるのだろうか?その前に、再入国することになっているかも‥?」
「せっかく今通学して勉強しても、本番の試験のとき(来年の3月)には帰国できないんじゃないか?試験を受けなくても勉強するのか?」
「ああ、いずれにせよいつまでという期間がハッキリしないし、結局できないのかな・・」
「通学を始めて中途半端に辞めることになったら、お金もったいないかな?でもこうして何もできないのも、時間がもったいないかな?」
‥などなどなど。
先のことがわからない状況に、モヤモヤ思い悩むことに。
先の予定が決まっていれば決められることも、今の自分には自分の裁量で決められないことが多すぎました。
一応(大いに心配性なので)、さまざまなケースを想定してチェックしました。最低限の出席日数であったり、途中で入国可になった場合の措置や、中退の手続きや返金額、その後のフォロー等についても確認しまくり。
最終的には、「まあ、そんなこと言ってたら何もできないや!」と振り切って、えいや!で申し込みをして、始めることにしました。
どうせ、先のことなんて誰にもわからないんだし、ね。
学校もいくつかあったのですが、イレギュラーが数々発生するなか、私の個別事情を鑑み相談にのってくれたり、こちらの要望を聞き入れてくれたり、と細やかな点で丁寧にご対応くださった学校に通学を決定しました。
4)いざ通学開始!
オンライン&通学が始まりました。
内容は興味深く、思ったよりも集中して勉強モードに。
そういえば、高校生の頃の私は、「大学は心理学部に進みたい」と思っていたなーなんておぼろげな記憶も共に思い出して楽しくなっていきました。
ただ・・・、面白いんだけれど、ちゃんと理解するのは奥深くて難しい。
授業終わりのテストでは、全然解けないものばかりで悪戦苦闘。授業だけでなく、細切れの時間を活用して暗記モノを覚えたり、過去問を解いたり。
実践部分もハードルが高く、ZOOM等を活用しながら、受講生同士で自主練を組んでいる真っ最中です。課題もてんこ盛りなので着々とこなしながら進めています。
併せて、自己理解を深めることも必要ということで、内省を促すポイントやプログラムが盛りだくさんの内容。ライフチャートや小論文の作成等を通して、新たな自分への気づきを繰り返しています。
まだまだ道半ばですね。頑張ります!
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