副業・退社の話
いよいよ入国へ。
再入国へ向けて、こまごまと準備や手続きをし始めました。
そのなかの1つに、「副業先を辞める」というのも入っています。
これまでnoteにも書いてきた通り、
副業を始めました。
が、就労の壁も多々。
仕事をする道を探していて、いろんなかたに知見をお借りしたり、各所に問い合わせて相談したり、自分のできることを模索することに。
ですが、残念ながら、この滞在中にビザ問題を解決できませんでした・・!
仕事はすごーくすごーく楽しそうで魅力的で、人の役に立てているという肯定感と自分が成長できている実感があって。
もっとやりたいなぁ・・という気持ちが溢れてきていたこの頃でした。
あー、悔しい。。。
「駐妻ってどうして働いちゃいけないの?」って世の中の不条理を嘆きたくなるし、「なんで制限されないとならないの?」って怒りという二次感情は湧いてくるのですが。
ですが、今の私は、なんとも言えない無力感でいっぱい・・
「自分なんかと違って、優秀で頭のキレる人で、計画性があって才能があって、意識が高くて向上心があってアグレッシブな人だったら、そんな駐妻だったらできるのかもしれない・・」
・・と思っては、自分で自分に落ち込みます。
副業先には、私の身の上を事前にお伝えしておりましたので、「入国することになりました」と、退社の旨を連絡。
事前に言っていたとはいえ、こんな短期間で「やっぱり辞めます」というのは気が引けて、嫌な顔されちゃうかなと不安に思っていました。
すると、
「何はともあれ、前向きに進んで良かったですね!」と言ってもらえて。
さらに、
「でも残念です・・。なんとか一緒に働ける道を見出せないものでしょうか・・?」とも言ってもらえることに。
現実的には、そのようなことはできないのですが(私側の就労ビザの問題と企業側の雇用形態の問題)、自分の無力感に満ちていたのでその言葉がけが嬉しくて嬉しくて、心に染みました。
やっぱりもうちょっとやりたいよ。。。
途中で辞める可能性があることも、頭ではわかっていながら進めていました。でも、それでも、「どうすればできるんだろう?なんとかなるかも?」と思ってあがいてきました。
でも、timeover!!!
何とかできないことが、悔しいし歯がゆい。
何ともできないことが、もどかしいし苦しい。
と、「こんな思いするくらいなら、やらなくて良かったのかもしれない」なんて思う気持ちも湧いてきたりする。。。
けど、「やらない後悔よりやる後悔のほうが良い」と思ったのでは・・?
そうだ、いいんだいいんだ!
こういうことも含めて、経験だ!
こういうことも含めて「経験だ」ということも、この副業先から教えてもらったんです。
この「経験」を、何かに活かせるときは来るハズ。
せっかくだから、こういう境遇やなんとも無力感を感じた経験や、やりたいのにできないという悔しい感情を、いつか何かに昇華させよう。
何かを成し遂げることだけに目を向けるのではなく、この何もできないけれど奮闘している道半ばも、楽しんでいきたい。
それから、通学中にも学んだのは、「曖昧さに慣れる」ことの重要性。
まだまだその境地にはたどり着けていないのですが、毎日をゆるりと生きていきます!
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