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23-5-21 娘の言い間違いと虹が見たい娘

娘が魔法をかける呪文が

「ちちんちんちーーーんぷい!」

だった。
なんか途中に怪しい言葉が入っているような気もするけど、可愛いから良い。


もっと可愛いことがあった。
午前中、市内の遊び場に行って帰ってくる車中で、ザーザー振る雨を見て
「あめ、やむ?」
と聞いてきたので
「あぁ、この後止むって予報になってたよ」
と答えると
「ヤッターー!」
と喜んだ。
※以下、太字が娘

「どうしてヤッターなの?」
「だってあめがやむとにじがでるでしょ?にじがみたいの」
「なるほど、そうだね。じゃあ雨が止んだらお空を見てみようね。あ、でも、雨が止んだ後に太陽さんも出てこないと虹も出ないんだよ」
「そうなの?」
「そうなの、太陽さんと虹は仲良しだからさ。今は雲さんに隠れて休んでるんじゃないかな」
「そっか、じゃあさ、いまはたいようさんとにじさんでなかよくごはんたべておしゃべりしてるんじゃない?」
「そうだねぇ、雲さんの向こうでお昼ご飯一緒に食べてるかもね」


えっ、発想可愛すぎん?

仲良くお喋りしながらランチをしている太陽と虹を思い浮かべて、なんだか魂が浄化されたような気分になった。
子どもと話していると時々そんなことがある。
子育ては大変だけど、こういう会話で、大人になって忘れていたものを取り戻せるような幸せな瞬間があるのだ。



おしまい

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