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【日常雑記】メンタルクリニックその後とラ・フォル・ジュルネ

メンタルクリニックその後


今年のゴールデンウィークも明日で終わりですが、この5日間にふたつの病院に行き、ふだんつい後回しにしがいがちな自分の心と体のメンテナンスができました。

この期間に診療していてくれる病院に感謝です。

ひとつは長年つきあっている女性の病気で婦人科、もうひとつはメンタルクリニックです。

メンタルクリニックも早いもので4回目。

仕事のことを考えると心が重く、職場でひとり残業してるときに泣けてしまったり、週末は好きなこともやる気にならなくて自分を責めたり、という状況から、このままだといつかポッキリいきそうとかけこんだのが3月でした。

初回は、診察室に入って話をうながされたとたん、滂沱の涙があふれました。

先生から、中途覚醒を改善するための睡眠導入剤を処方していただき、「流れ込む仕事の水栓の蛇口をいったんとめることが必要」と診断書を書いていただき上長に労働時間の制限(月に1回程度の有給休暇取得、月の労働時間を190時間程度にする)の了承を得て、約2ヶ月です。

正直劇的に良くなった感じはせず、日頃の仕事でもしんどいと思うことは多いですが、週末のやる気はだいぶ回復しました。

ですが、4月くらいから、午後になると眠気が襲うようになりました。

なんとなくべたべたする眠気がいつまでも去らず、今寝てくださいと言われればいつでも眠れるけれど、睡眠は浅くすぐ起きてしまう、という感じです。

そう相談したら、いま飲んでいる睡眠導入剤ベルソムラ錠を減量(20mg→15mg)することになりました。

それによって自分の体の様子をみて、また報告してくださいということです。

自然な眠りを強くするタイプのベルソムラ錠には副作用に傾眠があり、量を減らすか早めに飲むかで調整するのが一般的とのこと。

お薬とのつき合いかた、これからも探っていきます。

ラ・フォル・ジュルネ


コロナ禍で何年か開催されていなかった、ラ・フォル・ジュルネ、街中が音楽会になる祭典が帰ってきました!

復活!のニュースは聞いていたものの、なかなかチケットを取ったりする気持ちのゆとりがなく、チケットをとったのは4月月末。

それでも収容人数最大のAホールはまだS席のチケットがあって、端っこでしたが指揮者の表情もはっきりみえる良い席でした。

おめあてはピアニストの福間洸太朗さん。
曲は若き日のベートーヴェンのオペラ序曲とピアコン2番。
ご自身が弾いていないときもオケの音に酔いしれているのが伝わる、素敵なハーモニーでした。

アンコールはなんとハチマキで目隠しをして、両手の左右を入れ替えての即興ピアノ演奏。
圧巻でしたし、観客席のどよめきを楽しまれている感じがチャーミングでした。

コンサートの前には、丸の内のあちこちで無料で開かれている演奏会をはしごしました。

コンサートホールでも、街角の演奏会でも、たくさんの、文字通り老若男女が集って音楽を楽しんでいました。

そこでふと頭をよぎったのは、こうした日本の一斉休暇も大きなメリットもあるな、ということ。

休みが一斉なことで、どこにいっても混んでいる、料金が高い、観光業界も機会損失があるうえに、平常との差が大きく非効率である、などとマイナスのことを言われがちな日本の休み。

愛知県がラーケーションという、子どもが大人の休みに合わせて休みがとれる制度をはじめるなど休みの多様化もすすんでいて、これはこれで広がってほしい試みです。

ですが、こうして多くの人が休みが重なり、来場者が多いことで企画できて盛り上がるイベントもあり、休みだからどこかいくか、でそれまで興味のなかったクラシックと出会う、というような動線もあるのではと思います。

今回のゴールデンウィーク、私は予定を詰めすぎて(昨日以外は毎日違うひととあっておしゃべりしている)、ラ・フォル・ジュルネには半日しかかけられませんでしたが、来年は家族にも声をかけてランチふくめ、このあたりで回遊したいです。

素晴らしいイベントが復活してくれたことに、感謝!

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今日のアイキャッチ画像は画像生成AIで作成しました。
イメージなので、実際のラ・フォル・ジュルネの雰囲気ではありません。


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