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ついに、週刊「しいたけ占い」が終わってしまった

VOGUE GIRLでの週刊「しいたけ占い」、終了へ

ついにこのときが。

「しいたけ占い」

VOGUE GIRLさんのウェブサイトにて8年半連載されてきた、占い師しいたけ.さんによる週刊占い(上半期、下半期もあり)。

昨日、6月4日までの占いを最後に、連載終了となりました。(VOGUE GIRLウェブサイトの閲覧は今月いっぱいまで可能)


8年半の連載で、私はと言うと。
20代後半でしいたけ.さんを知りこの連載を読み始めたので、約5年ほどお世話になったしいたけ占いのファンです。

VOGUE GIRLでの連載ということもあって、『色』を取り入れた占いで、その記事は見た目も楽しめた内容でした。
落ち込み気味な時や、ここ3年のコロナ禍では特に、『色』を日常に取り入れることで外側から元気になっていくこともしばしば。
VOGUE GIRLでのしいたけ占いは、私にとっては処方箋のようでもありました。
もちろん元気な時でも、「私的今週の色」というテーマで、充実した一週間を過ごすこともありました。

きっと私だけではなく、多くの読者の方々の日々は、「しいたけ占い」と共にあったのではないでしょうか。

VOGUE GIRLさんの記事にもありましたが、間違いなく「しいたけ占い」は『社会現象』でしたよね。特に私の周りの20代後半〜30代、40代の女性陣(ときに男性陣)にも、ハマっている人が多かった印象があります。

毎週月曜日のお昼にVOGUE GIRLさんからのメルマガが届くと、「今週も始まったぞ〜!」と、気合いが入っていました。(今日、ついにそのメルマガが届くこともなくなり、じわりじわりと実感中)


しいたけ.さんの言葉の選び方、使い方が天才的


「しいたけ占い」を読まれたことがある方は、しいたけ.さんの言葉の選び方、使い方のファンだという方も多いのではないでしょうか。

活字の中に人間らしさが溢れていて、その温度が伝わる文章は天才的。
彼から贈られる言葉たちを読むのが何より楽しくて、好きでした。

句読点(、。!)や鍵かっこ(「」)の使い方、使いどころ、ひとつひとつに想いを感じ取れて、読者にも、言葉にも、真剣に向き合ってくださっているのが伝わってきていました。

敬語かと思うと、ときに過激な言葉もあり、それをやわらげる言葉が添えられていたり、「(笑)」でなごませてくれたり。
ストレートなのに、やわらかさがある言葉たち。
活字を使っての人との距離感のとりかたが「コミュ力おばけ」過ぎて、心にするすると入ってきてしまうんです。(尊敬の表現です)


しいたけ.さんは、誰にとっても身近にいる「大事な人」のようだった


VOGUE GIRLでの「しいたけ占い」は、『占い』コンテンツだったかもしれない。
しかしそれ以上に、だれにとっても身近にいるメンターのような、大事な人からもらえる言葉のようでした。(しいたけ.さんご本人も『都会に出た孫を応援する、山奥のおじいさんからの手紙』だと思って書いていたとおっしゃっていました)

監視されているのでは?!と、何度も鳥肌が立ったのを覚えています。

新しいことを始めようとするとき、(この道でいいのかな)と不安なときには、”そのまま進んでしまって大丈夫です”のような言葉を贈られたこともありました。

(少し前まで得体の知れぬモヤモヤの中にいたけれど、なんか頑張れそう)と感じているときにも”今、エネルギーが湧いてきて、頑張りたくなってきています”のような内容で書かれていたことも。

そして、疲れてしまっているときの”今は思いっきり休んじゃっていいです”のような内容。

だからたくさんの人が、「なんで知ってるの?!」とか「見られてる?!」といった感覚になったのだろうと思います。
驚きと同時に、その度に、私(私たち)は背中を押されて、救われてきました。


それから私は、しいたけ.さんの占いの文末の一文も大好きでした。

「自分を誇りに思ってください。」
「今週もわが道を!」
「ぶちかましていってくださいね。」
「ビックリマークを多発しちゃいましたが、あなたのペースで!」

私(水瓶座)が最後の週刊しいたけ占いでもらった言葉の文末のひとつは、「いってらっしゃい!」

このひとことは、いろいろと感慨深くて、「水瓶座ってこんな人たちです」というのを何より知っている水瓶座本人たちと、それを見透かして、言語化し続けているしいたけ.さんの絆を、勝手に感じてグッときました。

VOGUE GIRLさんのウェブサイトは今月、6月いっぱいまでは閲覧可能なので、まだの方は是非。
また会える日まで、山奥のおじいさんから12星座ごとにお守りワードもあります。(VOGUE GIRL with BOYFRIEND特別編 スペシャルゲスト:しいたけ. の記事からどうぞ)

しいたけ.さん、ありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしています!

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