喜びや悲しみの感情を人前で出せない理由は?「となりの雑談トークイベント」からの気づき
とっても嬉しいことがあっても、人前では喜んでいる姿を見せられない。と感じることはありませんか?
「私なんぞが、めっそうもございません」と、自分を低く見せてしまったり。
「人前で感情を出すのが恥ずかしいし、ぬか喜びになるかもしれない」
不思議ですよね。
嬉しい出来事があったはずなのに、喜びをなぜか隠してしまう。
このような行動をとってしまう原因のひとつに、「誰かのことをとっても大切に思っている」というのがあります
その理由は、「好き嫌いを表現すると、誰かに迷惑をかけてしまう」という思い込みがあるからです。
好き嫌いを表現すると、誰かに迷惑をかけてしまう
たとえば幼少期に、下記のような出来事があったらどうでしょう。
・好きな物をねだって相手を困らせた
・嫌いな物を嫌いと言って、相手を悲しませた
すると、困ったり悲しんだりした相手を見て、あなたは「私は好き嫌いを表現しない方が良いのかも」と思うはずです。
そして、相手のために感情を隠すルールが採用されたのでしょう。
めちゃくちゃ相手想いで、良い人ですよね。
ただ問題は、このルールが大人になっても、ずっと続いてしまうこと。
実際に僕も、大人になった今でも、人前で喜びや悲しみを出すことに抵抗があります。
「親に愛されたい」から「感情を表に出さないルール」を作った過去
僕が「感情を人前で表現してはいけない」と思い込んだきっかけは、「親」でした。
「親から愛されたい思い」が強く、「そのためには、親の期待に応えなきゃ」
そして、「好き嫌いを言わずに、親を悲しませないようにしよう」という流れです。
あなたの場合は、誰がきっかけでしょうか?
子どもの頃に、思い当たるフシがあるかもしれません。
解決方法は「そもそもの想い・動機を褒める」
感情を出さないことで、誰かのことを大切にしていることは分かった。
ではいったいどうすれば、「人前で感情を出しても良いルール」に変更できるのでしょうか。
答えは「そのルールを作ったそもそもの想い(動機)、優しい自分を褒めること」だと思います。
僕は人前で感情を出せない自分に気づいたら、「親のことをすごく大切にしていて、自分っていいヤツやん」と思うようにしています。
これを繰り返していくと、「人前で感情を出すべきではないルール」も、だんだん和らぐはずです。
もし気に入ったら、あなたも自分を褒めてみてください。
「まわりのことを大切に思っている自分って、すばらしいな」と。
以上、「喜びや悲しみの感情を人前で出せない理由」でした。
この気づきは、TBS Podcast『 となりの雑談 』のトークイベントに参加したことからです。
となりの雑談トークイベントは4月7日(日)まで見逃し配信あり
TBS Podcast『 となりの雑談 』のトークイベントは、2024年3月23日(土)に、下北沢の本屋B&Bにて開催されました。
桜林直子さんとジェーン・スーさんのリアルトークが、ワーク付きで聴けるイベントです。
「あなたにとって世界はどう見えているのか」など、自分の価値観に気づいたり見つめ直したりするのに、ピッタリな内容でした。
4月7日(日)までアーカイブ配信があるので、見逃した方は本屋B&Bの公式サイト、または視聴チケットを取り扱うpeatixのサイトを見てみてください。
>本屋B&BのX:『 となりの雑談 』イベントアーカイブのポスト
>peatix:TBS Podcast『 #となりの雑談 』ワーク付きトークイベント
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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