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ギャルメンタルだと略語が増える

ツイッターを見ていたら「女子高生がアイスコーヒーを”アイコ”と頼んでいた」という投稿を見た。

”アイス”ならわかるが、”アイコ”。略し方がクリエイティブすぎて関心した。

女子高生とはきっと会話がままならないだろう、と思ったが、ギャルメンタルの人だと同世代の言葉ですら理解できないことがある。

精神がギャル寄りでアイドルヲタの友人とOH MY GIRLの『Bungee Japanese ver.』のMVで盛り上がっていたときのこと。

私「アイドルを箱に入れて持ち歩きたい欲求が感じられるよね」
と送ると、
友人「あー、今流行りのアクスタ的な?」

と返信がきて、この文章の流れでなぜスタジアムの話になったのだ? と混乱。
困った時のグーグル先生にお尋ねすると「アクリルスタンド」の略だった。

アクリルスタンドがなんなのか、この日初めて知った。

他にも、義母からの贈り物について頼んでないものを頻繁に送られてきて、やや困っているという話を聞いていた際、

友人「Yahoo知恵袋で検索したらとんでもない柄の安い服をダンボールで送られてくるというレベチな相談は見つけたけど、あんま参考にならなかったわ〜笑」

とLINEがきた。

レベチとはなんぞや。
人生でわからないことは、ぜんぶ、Googleが教えてくれる。ググったら「レベルが違うの略として使われるギャル語」とあった。

日本語なのに翻訳が必要である。

後輩とのLINEは、もっと意味不明だ。深夜残業しているというからどんな状況か尋ねると

「ほんと超やばいです、この相手。アタオカなんですよ。。。」

と返ってきた。

・・・アタオカ・・・?
「アタオカ」工業などの社名だろうか。

聞き返せないまま夜はふけていった。
別の日、後輩がまたしても「アタオカなんすよ」と憤怒しながら同僚に状況説明をしている。
聞き耳を立て、文字通り膝を打った。

「ア タ(頭)が、オ カ(おか)し い」って 略 な の か !

むずい、むずすぎる。

ちなみに、この後輩はギャルメンタルで日常会話に略語が頻繁に登場する。

・まかえん=マカロニえんぴつ (まあ、これは普通)

・ホソツ=保育園卒(幼稚園卒はチソツなのだろうか?)

・おとしゅう=おとなの週末(飲食系雑誌だが、「週末」と略さないあたりがギャルを感じる)

他にもあったが耳馴染みがない言葉は記憶に定着しないので、聞き逃してしまった。

タレントの名前などは、よく略される。
新垣結衣でガッキーとか、後藤真希でゴマキはわかるが、当時付き合っていた編集者が堀北真希をホマキと言ってたが、マスコミ以外使ってないんじゃないかなとむず痒さがあった。
なんだか気の抜けたサイダーみたいである。

追伸:
餃子を作ったのですが、挽肉の量が足りず野菜餃子のようになってしまった。
今度は皮が足りなくなる。
皮とタネの帳尻をあわせるために、スーパーまでひとっ走りし、結局、肉を追加投入。
どんどん増えていき、なんと餃子60個に。
家族3人で食べる量ではない。

餃子はいつも、ぴったりにつくるのが、難しいです。



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