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50歳になったらセッションバー・デビューする(予定)

こんにちは。
最近の愛読雑誌は「ギターマガジン」の、まよっこです。

女子高生の頃は、教則本を1~2冊買って読んだだけで、
あまり真面目にギターそのものへの好奇心は生まれませんでした。

それよりも

「早く、GO!GO!7188が弾けるようになりたい!!!」

とか

「和田アキ子ですら”F”で挫折したから、
”F"押さえたら私の方が上だ!」

とか、とにかく早くバンドで演奏できるようになろうと
練習していたわけです。


そして今。
コードは弾けますので、ギターそのものに関心が移行してきました。


自分で修理する予定はありませんが、
ギターメンテナンスのムック本『ギター・マガジン メインテナンス・ブック』を読んだり。


楽器屋で購入したまま弾けばいいのかと思っていましたが、
どうやら自分で弦高調整などした方がいいと書いてある。

メカ音痴の私がやったら壊しそうなので、
リペアで何をしているのか写真つき解説を読んで
「ふむふむ」と勉強。

工場見学のような面白さがある。


そもそも、私はギター部位の名称がわかってないかもと思い、
『エレクトリック・ギター・メカニズム』という
300ページ近い超豪華ムック本も購入しました。


木目の写真つきで木の解説がついていたのと、
用語解説もつけながら、写真と図解が多かったので、
ぽちりました。

後半の方は、配電図が掲載されていてちんぷんかんぷんでしたが・・・。


ここまで読んで思うのが「ギターって男の子がハマる要素満載だな」
ということ。


1952年に誕生したレスポール。以来72年もの間、数々のギタリストに愛用され、アニメ界からも溺愛されるギターです。

レスポールといえば、世界三大ギタリストと言われるジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)ですよね。

そして、ギブソンの低迷を救ったのはエリック・クラプトンと言われていますので、こちらも外せません。


ギターを購入するにあたり「新品」と「中古」の違いがわからずにいました。

「中古」=安い

のかと安易に思っていたのですが、

「中古」=ヴィンテージ

なので、むしろ希少性があって高価なケースが多いようです。
(というか、高いギターはだいたいヴィンテージ・・・?)


さて、そうなると「何が違うの?」にぶち当たります。


そこで、こちら。

『ギターマガジン・レスポール70年』のムック!
(Kindle Unlimitedにしてくれてありがとう!!!!)


年代別ギターを写真つきで掲載し、
その特徴について紹介してくれています。

ぶっちゃけ素人の私には、色の違い以外はわからず、
目を凝らして間違い探しをするように「違い」を観察しました。

どうやら私が持っているのは、

1959年生産のモデルのリイシュー(再販品)だとわかりました。
(暗号のようなシリアルナンバー解読も行いました)

・ボディ裏の仕様(塗装されている)
・ネックが58年に比べてやや細め(わかりにくい)
・コントロールポットの色・処理・素材
・ペグの素材
(パッと見た感じ)
・色(57年までゴールドトップ、私のはチェリーサンバースト)

ピックアップやネジなど見たら他にもわかるのでしょうけれど、
とりあえず、こんな感じ。


このように、
年代別に使われている材木や部品が違うこと、
それを組み合わせを変えて販売・復刻を行っているので、
種類が多い。

このコレクター心をくすぐる「レア」ギターが、
世界中で売買されている点は、
蒐集傾向がある男性にとって「くすぐり」ポイントなのだろう。


次に、エレキギターはアンプを通して使う楽器なので、

・アンプ
・エフェクター

も使いこなさねばなりません。

これまた、アンプもギター同様にメーカーごとの歴史や変遷、
ギターとの相性を掛け合わせるなどして、
何百通りも音作りに選択肢がある。

そのうえ、電気回路の知識が必要とあり、
もはや「沼」である。

そこへ、エフェクターというトッピングまで入ってくるので、
もはや「機械いじり」の領域だ。


私もアンプ・エフェクターを試行錯誤した時期があるが、
やり始めるとキリがなく、延々と音が気になっていく。

あーでもない
こーでもない

スタジオに入るたび、ライブハウスでリハをするたび、
本番の演奏後にも・・・

ずっと「あの音でよかったのか」と頭を悩ませていた。
今思うと、それ以上に腕を磨け! と言ってやりたいが、
当時は真剣に悩んでいた。

なぜなら、音がしょぼいと「ダサい」からだ。

しかも、当時はストラトでレスポールみたいな
パワフル重低音を出したい!と エフェクター頼みになっていたので、
色々と間違っている・・・。

レスポールなのでもうエフェクターいらずかな、と思っているが、
今度は、アンプできれいな甘いクリーントーンを出せずに
困っているという・・・(涙)。


てことで、ギターの構造を知るともう少し楽しみ方が広がるかなと思い、
ギターマガジンを読む日々です。


ボイトレを習っていたからなのか、
耳が少しよくなったようで、
チューナーを使わなくてもほぼ正しい音に調弦できるようになった。
(もちろん、最後には使いますが)

そして「ドレミファソラシド」を
指板の色んな箇所で見つけられるようになったり、
好きな曲の耳コピができるようになってきていたり、

一歩ずつ進んでいます。
50歳くらいになったら
セッションバーのステージでアドリブを弾くのが目標です。
(遠いような近いような・・・)



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