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言論統制

 日本でも言論や情報の統制が行われていることは厳然たる事実であって、それは今に始まったことではない。
 30年以上前にも、イギリス人の元夫に、あることについて(具体的な内容は忘れた。核兵器に関することだったと思う。)知っているかと聞かれ、全然知らない、と答えると、日本人は情報統制されていることに気づかないんだな、これは世界では常識だよ、と言われたことがある。
 当時は今のように自動翻訳などもなく、日本人は英語で書かれた記事が苦手だったから、統制も簡単にできたのだろう。
 しかし、インターネットの発達で、外国の情報に接することが容易になった現在でも、相変わらず統制は行われている。コロナ禍になってそれはますます激しくなった。
 昨日そのことについて大学の同僚の先生と話していて、彼が、日本ではそんなことはできないだろうと思っていることを知って大変驚いた。
 北朝鮮や中国のように国民が言論統制に気づいている場合はまだマシだ。日本は国民の多くが、言論の自由が保障されていると思い込んでいるから遥かに厄介だ。
 金と権力のある者は、それを利用して自分にとって都合の悪い情報を大衆から遮断したり、デマやフェイクだと宣伝するものなのだ。今や、ある勢力にとって目障りな情報は、GoogleやYahooの検索にさえ出てこない状況である。
 有益な情報を発信している中村先生のページは、検索エンジンから遮断されているそうだし、私のホームページのサイト内検索でさえ、いくつかのページは決して出てこない。
 私も彼らに目をつけられているらしいのは、ある意味光栄と言うべきか。。。

 おそらくこの記事も、例の「新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です」という但し書きが貼られるのだろうな(笑