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たまには手作りもいいなと思った焼きおにぎりの話

冷凍食品、私はめちゃくちゃ使うし子どもにも食べさせる。

最近の冷凍食品は味も美味しいし、レンジでチンしてすぐに食卓に出せるので、忙しい子育て期間にとても重宝している。

特に焼きおにぎりはよく買う。

慌ただしい朝ごはんや小腹が空いたときに、すぐに食べられて便利だ。


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先日YouTubeをながめていたら「焼きおにぎりの作り方」の動画がおすすめで流れてきた。

サムネにつられて動画を見てみる。

お、めちゃくちゃ美味しそう、お昼に作ってみよう。

ということで、普段は焼きおにぎりなんて絶対に手作りしないのに、せっせと作ることに。

熱々のごはんを素早く握って、フライパンで焼く。

お醤油とごま油のいい匂いがしてきた!

子どもたちも待ちきれないようだ。

待て待て、しっかり焦げ目をつけてからだ。

「お待たせ〜!」

食卓に出した途端、手が伸びてくる。

あっという間にペロリ。

ごはんよりパン派な長男も綺麗に平らげた。

次男は焦げ目のカリカリしたところがお気に入りのようだ。

「美味しかった!また作って〜!」


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最近、テレビやネットでよく「時短」という言葉を目にする。

物事を限られた時間で効率よく進めていくのは、とてもいいことだ。

わたしも毎日、いかに効率よく家事ができるか頭を悩ませている。

けれどわたし達はなんでもかんでも「時短」していいのだろうか?

なんだか毎日せかせかして、大事な何かが抜け落ちてしまっているかもしれない。

もちろん、料理じゃなくてもいい。

お掃除でも、洗濯物を畳むでも、片付けでも。

窓を開けて外の空気を感じながら掃除機をかけたり、ゆったりと洗濯物を畳んでみたり、お気に入りのお皿を食洗機ではなく手で洗ってみたり。

たまに時間があるときは、ゆっくりじっくりそれに向き合ってみるのもいいのかもしれない。

わたしは決して料理が上手ではないけれど(むしろ嫌いだ)、また時間があるときにのんびり焼きおにぎりを作りたい。


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