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『薄暮』制作日誌 あれから1年「いじょう」第109回:2019年9月12日

https://twilight-anime.jp/nabe_blog/

より。

 先に結論を書くと事実上「『薄暮』制作日誌」はこの日を最後に更新が途絶えたままです。従って当連載もレギュラー分としては今回が最後で以後番外編的な内容でしめたいと思っています。まずは9月に入ったのでその概況から。

9月1

9月2

【個別項目説明】
・ポスター画像
 『薄暮』ポスターのデータ画像 (ポスターをカメラで撮影したものではない)があれば
・ポスター撮影
 何かしらの場所で『薄暮』ポスターを撮影したもの。
 ポスター以外の色紙等にサインを記した分は除外とする。
 (註:上記2点において『薄暮』ポスターとは
 『薄暮』公式サイト【https://www.hakubo-movie.jp/】トップに登場する画像と同じものであって「いわき花火大会」と記されたものではない)
(9月限定注意事項。先月まではサインが記されていれば"◎"を記していたが
今月はポスターが完全に写っていない分があること等を考慮して◎は記さない。)
・山本監督
 山本寛監督を撮影した画像が登場した回数。ここのみ例外として"○"ではなく身体の大部分を画像で確認できる回数を記す。

<【個別項目説明】ここまで>

 上の表は2019年9月の『薄暮』公式アカウントからのツイートまとめです。

・山本監督の画像が登場するツイートが行われたのは30日中11日
・山本監督の画像が登場した回数は19回

 と両者の数字が最大値に。一度のみのイベントはその場の人だけがあーだこーだ言えるのだと筆者は思っていますが、WEBは「多くの人」がいつでも見ることができます。この頃のツイートに目を通せば一度はこう思うでしょう「アニメ映画のアカウントなのに何で監督の顔ばかり見せられるのだろう」と。本当の話、こちらも表をまとめる過程の中で、山本監督が夢の中に出て来ました。

 そして山本監督の誕生日である9月1日にはケーキと花束付きの舞台挨拶を行いました。その割に主演二人の誕生日に何もしなかったアカウントがあっていいのでしょうか?

【記入当時の『薄暮』上映劇場】

(New)
 ・109シネマズ名古屋(愛知県)

(上映中)
 ・下北沢トリウッド(東京都)

 この頃山本監督は下北沢トリウッドに「通勤」していました。それでは本題開始です。

【韓国】富川国際アニメーション映画祭(BIAF2019)での上映が決定しました!!!🌏
(中略)
富川国際アニメーション映画祭といえば、昨年話題になった映画『若女将は小学生!』や『この世界の片隅に』
『君の名は』など、名だたるアニメーション作品が賞を獲った映画祭…!
(原文ママ)

 単なる脱字でしょう。アニメ映画ならば『君の名は』です。

https://www.biaf.or.kr:47436/en/sub.html?table_id=noticeen&pid=149&keyword=&formtype=view&page=1&code=2173

 ちなみにその富川国際アニメーション映画祭の受賞結果がこちら(らしい)です。よく解りませんが、表の中の"Country" の項目に"Japan"の文字は全くありません。

下北沢トリウッド様での上映延長と追加舞台挨拶が決まりました!!!

 前々回

https://twilight-anime.jp/nabe_blog/page/3/

に大量にあった「ゲスト:山本監督」の文字が更に増えることになるとは。アニメ映画の舞台挨拶登壇回数のギネス認定されたいのでしょうか?ここで今回初登場となるゲストの方について触れます。

1:2019年9月15日ゲスト:松江哲明氏(表面)

来年1月には新作長編アニメーション映画の公開も控えている松江監督。

 その松江氏が贈るアニメ映画が『音楽』です

http://on-gaku.info/#c

参照。松江哲明氏は同作ではプロデューサーとしての参加でした。上記動画内では山本監督もチラシを手に取ってPRをされていました。ちなみに

http://on-gaku.info/

サイトトップからして受賞の旨が2件出ていました。はっきり言ってこちらの方が拍が付いているのではないでしょうか。

2:2019年9月15日ゲスト:松江哲明氏(裏面)

 あえて裏面という項目を用意した理由がこちら

http://spotted.jp/2019/12/13_message/

 『薄暮』舞台挨拶の後の2019年12月13日に松江氏直筆署名入りの謝罪文が公開されました。私は個人的に思います、何にしても直筆を公開するのはそれ相応の思い入れの証拠だと。

画像3

 そして表面で引用した動画の2020年11月15日現在の状況がこちら。やはりトラブルの件はしっかり数字に反映されています。

 ここで山本監督について考えます。後でまとめ表を出しますが、この制作日誌だけ見ても山本監督の登壇は結構な回数であることが分かります。単純に考えれば舞台挨拶の回数に比例してトラブルを起こす可能性も高まるものですが、表立った舞台挨拶トラブルが無かった山本監督を素直に絶賛致します。

3:2019年9月16日ゲスト:大野俊哉氏

 画像は出しませんが、YouTube上で見ると再生回数は他の「トライライトチャンネル」上の動画の大半と同じく3桁止まりです。

山本監督作品『私の優しくない先輩』で脚本を担当され、

結局は山本監督作に関わった方を呼んだだけでしょう。(*注:『私の優しくない先輩』の原作は日日日氏です。)

 そして大野俊哉氏が関わった最新作が『86-エイティシックス-』です。制作会社がA-1 Picturesさん。・・・事実を書いただけです(汗)。

上を見上げればきりがない

https://ameblo.jp/kanku0901/entry-12526087975.html

にて

しかし平松禎史氏・松江哲明氏・大野俊哉氏と、豪華三本柱に来ていただいた。
どうしてこれに来ないのだろう?
これを聴かないなんて実にもったいない!!

 と山本監督は記していましたが、悪いけれども他に行きたいイベントというものがあったのではないでしょうか。

https://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2019/

 その候補の一つが2019年9月14、15日に一般公開された「東京ゲームショウ2019」です。

https://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2019/pdf/tgs_release20190915.pdf

 一般初日の人出は91,301人とゲームショウの中では少な目ではありましたが、それでも下北沢トリウッドの定員とは比較になりません。まあ、個人的にはゲームショウへの思い入れが強いからというのもあります。

『薄暮』が(2019年)11月1日まで上映延長!と早々に告知したのが災いしてか、
この三日間は客足が鈍る……。
しまった……。

 商業上映だけでなく舞台挨拶まで「まだまだ続きます」となれば有難みが薄れると思います。

「奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし」

 平家物語の一節より。順番前後して今回の最後に制作日誌冒頭部からの引用を

徳島ufotableCINEMA様にて(10/4~)上映決まりました!!!
四国地方進出!!!ヾ(´︶`*)ノ♬

 とは言っても

徳島

 少なくとも私には「春の夜の夢」のような上映期間だと思いました。

 そしてこれまた大好きな山本監督舞台挨拶を行う予定でしたが上記の通り台風19号上陸の恐れがあったためこの日の劇場営業すら中止となりました。ちなみに

 同じ場所でのアニメ『鬼滅の刃』に関する舞台挨拶レポートがこちら。山本監督の顔を見すぎた者としてなんとまあ、謙虚なレポートですこと。この流れに乗って『鬼滅の刃』並びにufotable CINEMAの現在を。

http://www.ufotable.com/cinema/other/kimetsu_cafe.html

 大ヒット中の映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』に関連したコラボグッズが制作されました。アニメキャラがその映画上映中の劇場を訪問したというものです。でもあれ、何か似たようなのを見たな?

 そうだ『鬼滅の刃』に先駆けて『薄暮』でも上映館に主演キャラが「新規描き下ろし」イラストによってやって来ていたっけ。でも、舞台となったポレポレシネマズいわき小名浜さんでどれほど売れたんでしょうねぇ・・・。

http://polepole-cinemas.com/news/4467.html

現在公開中の『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』豪華版パンフレットは
大変ご好評につき販売可能数量に達した為、完売となりました。 

 『鬼滅の刃』ブレイクは『薄暮』聖地でも容赦ありませんでした。

 長々と続いた「『薄暮』制作日誌」への感想、補足、ツッコミはこれで終了です。最後に一文。一年という時間が経てば『薄暮』周辺の会社、人々は次第に『薄暮』への対抗心を燃やして様々なプロジェクトを送り出してくるのだろうな、ということで「いじょう」です。

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