20歳、異国でのビジネスと生活 #1-vietnam
何もないから何でもできる
「あつまれどうぶつの森」のキャッチコピー。
ベトナムでの生活はまさにそんな感じ。
7月にベトナムで3階建ての一軒家を借り、バイクを買ってから、早3ヶ月。
この3ヶ月で3つのビジネスが始まった。
1ヶ月に1つずつのスパンで何かしら始めている現状。
※この詳細については、また別に執筆します。
異国かつ異文化・異業種での挑戦。思い通りに行かないことばかり。
「そんなことあるー!?!?!」みたいな経験が幾度となく立ちはだかる。
流石に気分が落ちて、心が折れそうになったことも。
そんな私の波乱万丈ベトナムライフを紹介します。
"元マフィア街"に住むということ
私が住んでいるのは、ベトナムホーチミン市に位置する、4区という地域。
ホーチミン市のど真ん中。
都市部を代表する1区も、橋を渡ればすぐに行くことができる。
かつては旧サイゴン港があったことから、交易要所として栄えていた。
船便の貨物を荷揚げする際に、一部違法取引があったとのこと。
その影響から、この4区という地域を拠点にマフィアがスラムを形成していたらしい。(諸説あり)
こういった過去、ほんの10年ほど前の話から、現地に住む日本人も、ベトナム人も皆口を揃えて治安の悪い危険な地域であると忠告する。
旅行ガイドブックや海外ブログでよくある、「行ってはいけない危険なエリア」みたいな項目に、必ずと言っていいほど「4区」と記されている。
「特に観光名所もないローカルエリア。用事がないなら寄り付かない方が良い」という言葉が文末に。なんだか複雑なキモチ!
では実際のところ、今の4区はどうだろう。
意外と大丈夫…
私が住んでいるのは、ローカルのヘムに佇む、3階建ての一軒家。
お世辞にも綺麗とは言えない、刑務所の中みたいな空間。
改装前は、シャワーもない、お湯も出ない、シンクも洗面台もない、ガスもないからキッチンもない、吉幾三もびっくりの空っぽ具合。
リアルどうぶつの森生活。
夜中に外国人女性が1人で出歩くなというのは、海外生活において鉄則だが、全てフル無視。
深夜に外出しても、今のところ特に問題はないのが事実。
…と、安心し切っていたのも束の間。
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