Mayu W. Miller

2001年よりスペイン・バルセロナ市近郊に在住。アラフィフ、シングルマザー(4人の子供…

Mayu W. Miller

2001年よりスペイン・バルセロナ市近郊に在住。アラフィフ、シングルマザー(4人の子供がいます)。スペインの生活、家族の記録と、考えること。#日常生活#写真#ワイン#旅行

最近の記事

    15年目のビンテージテイスティング

    15年目のビンテージテイスティング

    クリスマス

    仕事柄ありがたいことに、クリスマスにワインを頂戴することが多い。 今年もカタルーニャの若手醸造家からクリスマスプレゼントを頂いた。 「プレゼントありがとう!もう、サンタみたいだね!」とお礼のメッセージを送ったところ、「いや、カガティオだから。サンタはアメリカンやし」と返事があった。 カガティオは、カタルーニャ州独特の文化で、サンタのようにプレゼントを持ってきてくれる丸太である。カタルーニャの伝統的なバッレット(赤い帽子)を被り、顔もついている。 普段は山に生息し、クリスマ

    ミレニアム橋ロンドン

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    運転手

    私の人生を変えた旅は、”母親になって子供達の運転する車に同乗すること”だ。 子供が生まれたことが旅のきっかけであり、ナビゲートするという名誉ある仕事が託される。 子供達が小さい頃は私が運転し、彼らは車窓から景色を眺めているだけだった。 初めて見る景色に目を輝かせ、手を叩き、歓声を上げる。 ”マミーみてみて!”と大声をあげて、彼らが見つけた素敵なものを教えてくれる。 映画のように流れる景色は、発見と驚きの連続だろう。 ただ、私がスピードをあげすぎたり、急な山道を登ると子供は

    カナリア諸島テネリフェ島のブドウの木

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    日曜日午後の散歩

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    ペネデスのオレンジワイン

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    ロドリゲス・・・一人夏休み

    スペインの学校の夏休みは、ヨーロッパ各国と比較しても最長ではないだろうか。 カタルーニャ州の学校は(スペイン各州で異なるカレンダー)、2023年の場合6月22日が夏休み前の最後の登校日、日本でいう終業式で、9月6日から新学年がはじまる。高校および専門学校は12日から。これでも初中等教育は本来12日以降にはじまるところを1週間繰り上げたのだ。長すぎでしょ。対して大人の夏バカンスは2−3週間ほど。一年で30日と決められていて、これをクリスマスと夏と調整するため夏は長くても3週間に

    ロドリゲス・・・一人夏休み

    雨あがりの夕焼け。もう秋の気配。

    雨あがりの夕焼け。もう秋の気配。

    終戦の日に思うこと

    夏と聞いて思い出すのは、抜けるような青空とか小さい頃に見ていた冷房に表示される外気温(当時は都内で32度でも猛暑と感じていた)、中高校で所属していたバレーボール部の合宿。そして学校で配布された夏の宿題。学校オリジナルの宿題帳で、前半が国語・後半が算数。色が白く微妙な厚さで、とにかく勉強が嫌いだった私には今でもトラウマとなっている。 分かるところから飛ばし飛ばしこなしていくから、難しいところばかりが残る。 夏休みは東京を離れて軽井沢で過ごすことが多かったたので、友達に写させても

    終戦の日に思うこと

    海辺の街シッチェス(カタルーニャ州)でストリートバスケ大会。暑いのに!

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