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自分はなぜ野球観戦好きになったんだろうかという考察

今年も日本プロ野球界がキャンプインし、いよいよ球春到来となった。
野球に興味がない方々は「練習から見るの?」と疑問に思うかもしれないが、これがまた野球ファンは、キャンプや試合前の練習などもずっと見ていられるのだ。
プロ野球が開幕すると毎日有料チャンネルで観ているし、高校野球が始まると、映像垂れ流しで仕事している。
大学野球、社会人野球も観ている。
ドラフト会議前は注目選手を調べて、高校・大学・社会人野球で観た選手と合致すると、「ああ、あの選手だ!」とワクワクしたり。
ちょっと頭がおかしいぐらいだ。

頭がおかしいぐらい野球を観るハメになった自分の野球観戦人生の出発点はどこなのか、考えてみる。

野球を観始めたのは、幼少期だ。
近くにプロ野球や社会人チームはなかったので、専らテレビ観戦だった。
気づいたら観ていた。
毎日観ていた。

隣に解説者もいた。
父である。
父は教師で、野球部の監督だった。
指導の参考にするために、プロ野球中継を毎晩観ていた。
私はそんな父の横に座って、毎晩プロ野球中継を解説付きで観ていたというわけだ。
球筋のことや、作戦、駆け引きのことなんか言っていたと思う。
もちろん高校野球も、毎日ではないが、そんな感じで観ていた。
10点差以上のワンサイドゲームになった際、「もう勝負は決まってるから、バット3回振って帰って来ないと選手が疲れてしまう。次の試合に影響するんだ」と言っていたのが印象に残っている。
これは賛否ある意見だと思うが、大勝した次の試合に負けてしまうということも少なくないことを思うと、選手の疲労もその理由なのかもしれない。
(あくまで素人の意見なので、ご了承ください)

こう振り返ると野球観戦は、幼少期のインプリンティングだいう結論に達する。
まぁ、よくあるパターンといえばよくあるパターンだ。

父が毎晩プロ野球テレビ観戦をしている際は、晩酌をしていたことが多い。
ビールやウィスキーを飲んでいた気がするが、定かではない。
ただ、母が「スコッチ飲む?」と聞くと父が「少っち飲む」とかいうオヤジギャグで返していた記憶があるので、ウィスキーは絶対飲んでいた。
そして母は、スコッチは高いからと言って、安い国産ウィスキーをスコッチのビンに継ぎ足して増やしていた。
それを目撃していた私は、父に「スコッチおいしい?」と聞くと「おいしいよ」と。
さすがにわからないわけがないと今は思うし、わかっていながら「しょーがないなー」と思って国産を飲んでたんだろうなーと思う。
(今では国産の方が手に入りづらく価格も高いので、隔世の感あり)
子供の私はそんなことよりお酒のアテの方が気になっていて、少しもらったりした。
今もスタジアム観戦時はスタジアムグルメ、通称スタグルも楽しみの一つなので、やはりスポーツ観戦には欠かせないものだ。

中学ぐらいになると、父の隣で野球を観ることもそうなくなったが、高校野球のTV観戦にハマり、「趣味は高校野球観戦」とフツーに言うぐらいになっていた。
夏休みや春休みは、部活がない日は朝から夕方まで高校野球を観ているので、母に「キリがない」とか「いつ勉強するんだ」とか呆れられていたが、そんなことお構いなしで観ていた。
大会終了後は特集誌を買ったりもしていた。
そんな感じで、冒頭に書いたように、今も高校野球も大好きだ。

大学も野球強豪校に進学したので、球場に応援しに行ったり、全日本大学野球大会を観に行ったり、本当に楽しかった。
そして、結婚した相手もスポーツ観戦好きだったので、以後今日に至るまで、野球観戦は続いているわけだ。

野球だけではなく、特にサッカー、ラグビーはスタジアム観戦も多い。
バレー、バスケット現地観戦も、流行り病が一段落した昨今、もっと増やしていきたい。

photo by Mayuchel


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