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つらつらと考えていたことが言葉になった

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2020年3月の記事一覧

この1ヶ月のハーバード・ビジネス・レビューの記事の変遷:企業から一人ひとりへ、そして心へ

この1ヶ月のハーバード・ビジネス・レビューの記事の変遷:企業から一人ひとりへ、そして心へ

この3年ぐらい、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビューの仕事もしています。そこでの役割の一つに、日に何個も記事がアップされる英語のHBRオンラインの記事の中から、どれを日本語訳したらいいかを週に10個程度独断と偏見で選び、サマリーを作って編集部と共有する、というものがあります。

HBRオンラインは、ざっくり言うと、①学者が書く自身の研究をわかりやすくまとめたもの、②コーチやスピーカー系の人

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趣味・ジョブ・キャリア・天職を区別して「キャリア」の呪縛から抜け出す

趣味・ジョブ・キャリア・天職を区別して「キャリア」の呪縛から抜け出す

いろんなところで言ったり書いたりしていますが、エリザベス・ギルバートというアメリカの女性作家の方の本がとても好きで、また彼女の生き様、言葉を心から尊敬し勝手にインスパイアされています。

ジュリア・ロバーツ主演の映画にもなり累計1,500万部(!)のベストセラーとなった自身の回顧録「食べて、祈って、恋して」が圧倒的に有名ですが、これは彼女の4冊目の本。この後も回顧録1冊、創造性についてのセルフヘル

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迷っている時は「私、迷っているんだなあ」と思うだけでいい

迷っている時は「私、迷っているんだなあ」と思うだけでいい

現在ボストンのビジネススクールに留学中の知人(その界隈のビジネススクールは全授業夏までオンラインにすることが決まったそう)が、キャリアについての授業をとっており、その一環でインタビューをしたいということで、Zoomで一時間ほど、私のこれまでの軌跡というか迷走についてお話させていただきました。

国際関係の大学院を修了後「安全保障の研究者になって日本にシンクタンクを作る」という頭でっかちにつくりあげ

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「同じ場所に同じ時間に行ってがんばる」前提からの脱却:オンラインIKERUをやってみます

「同じ場所に同じ時間に行ってがんばる」前提からの脱却:オンラインIKERUをやってみます

多くの職場も学校も「だいたい同じ時間に同じ場所にいってそこでみんなでがんばる」ということを前提に動いています。それが自然で何の違和感なくできる人もいれば、きついと感じたり物理的に無理な人もいる。後者の人たちは、その前提がない場所を探したり、つらい気持ちを抱えながら・もしくはつらい気持ちがあることも気付かない状態にして、その前提に自分を合わせていたり。

新型コロナウィルスに感染しない・させないため

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