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「世の中にまだないよいもの」 を生み出すには何が必要か。

よいものをつくりたい」
よいものが売れるとは限らない」
よいものを作ると売れる」


と、ビジネスをしていると
「よいもの」「よいもの」とよく言われますが、
「よいもの」を作ろうっていいますが、
意識すれば「よいもの」ができるのでしょうか?


うん。
えっと、
だいたいあってる?かな。


「既存の良いもの」からを学んで、
自分の商品やサービスに活かせば
たぶん「よいもの」は出来るでしょう。


しかし、
「世の中が欲しがっている
”よいもの”を生み出したいぞ!」

と思うなら少し違います。


だってですよ。


「世の中が欲しがっている」ってことは
今、それが世の中に”ない”からですよね。


つまり、それってだあれも
「まだ知らない良さ」なです。


よいものを作ろうたって
「何がよいものか」
まだわからないよね、
ってことです


だから、まずは

それを見つけなきゃ!
ってところから

はじめることになるでしょう。


さてこの
「世の中にまだないよいもの
を見つけ、生み出すには何が必要か。


私がゲーム開発の会社に長い間いて
いろいろな方を見ていて
気づいたことがあります。


なぜか、今日、それを思い出したんです。


それは
「業界に対する自分の願望があるかないか」
じゃないかと。


もちろんゲーム会社なので
売れるゲームを作らないといけません。
ゲーム人口増やさないとね。


でもヒット作を生み出そうと
思えば思うほど、
「売れたら何でもいい!」
という気持ちで開発できません。
よいものもヒット作も出来ない。


そんなモチベーションでは
ゲームを開発し続けることは
むしろ無理です。
ハードワーク過ぎます。w


では、なにが彼らの根っこにあったか?
というと、純度の高い
「業界対する願望」だったってことです。


プラス「遊び心」かな。


ゲームって、基本社会貢献とか
そういった高尚な志とは程遠いと
思われますが、
開発していた本人達は
本気で「ゲーム人口増えたらおもろい」
って思って作っています。


それが、世の中を楽しませること
って思っている。
自分がそう願っているんです。


更に、優秀な開発者=ヒットメーカーは、
「遊び心」でゲームを作ります。
「こんなふうなゲームがあるとおもしろいなあ」
「だれもやったことがないゲームを作りたい」
っていうね。


そういった、自分の純粋な思いが、
業界を進歩させるはずだ
世界にとってもいいはずだ

って思い込んでいるんです。


そして、実際に
その思いがヒットを生み出す
ってことを見てきました。


そういう人が作るので、
ゲームに興味がなかった人をも巻き込むような
夢中になるゲームを作ることが出来るのです。


つまり、いろんな説明をかっとばしますが
「世界にとってのよいもの」
って実に曖昧です。


だって既存の「よいもの」はヒット作にはならないし。


だから、そこを掘り下げてもあまりよい宝物は見つからない
ってことなんでしょうね。


結論だけ言うと、
自分が思い入れがある業界に対して
抱いている願いを叶えること
がビジネスだと私は思っています。


ですので、
ビジネスで扱うテーマ自体に
正しい正しくないはないのです。
自分がその分野に願望を持てればいい。


「おまえ、占いなんてやってんのかよぉ。」

と揶揄された時こそ、それを思い出すチャンス。


「占いなんてやっても無駄じゃん、
世の中の不要じゃん。
おもしろくもなんともないじゃん。」


と世の中に言わせているのであれば
悪いのは揶揄する人じゃないです。


「わかるひとだけ、わかってくれたらいいのよ。」


っていうのも一理ありますが、
占いの可能性を見いだしたい!
という願望があるなら
ちょっと違うかな。


(かといって、そういう方々を説き伏せるのがお仕事ってわけではない。)


自分の占いに対する願望をかなえてないだけ。
もしくは、
願望が足りないだけ、ってことですわね。


ちなみに大手のゲームメーカー◯天堂では
「売れるゲーム=よいゲーム」
という前提があるそうです。


だから社員は安心して売れるものを作ろうとするというわけです。
よいものを作ろうとするのではなく
売れるものを作る
結果的に社会がよくなる
という考え方があるそうです。


そう考えますと
もし、世の中にとって占いが本当に必要がなく、
人々が求めないものなら
とっくに消えていると思います。


アホほど続いているものです。
まだまだ見るべきものがありそうです。


「世の中が欲しいもの」は単に「目新しさ」だけではありません。


これまで丁寧に見てこなかったものを丁寧に見ようとすることも、新しさです。


そしてそれらが、社会や世界に広がっていく。

純粋な個人の願望が集団の願望と結びついたとき
面白いことが起こります。


それはどの業界でも同じだと思います。

うまくまとまったような
まとまっていないようが気がしますが
そんな感じ。



ちょっと言語化しておきたかったので
ブログにしてみました


お読みくださってありがとうございます!

(過去記事のリライトでした)

かげした真由子(まゆちん)情報はこちら

https://lit.link/kagemayu



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