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プレゼン資料の作り方 マスターすべき5つのポイント

プレゼン資料は、ポイントさえつかんでおけば難しい作業ではありません。
この記事では、マスターすれば伝えたいことが伝わる5つのポイントをご紹介します。

プレゼン資料の構成

プレゼン資料の構成は、シンプルで心に刺さりやすい言葉を使いましょう。
色々と情報を盛り込みすぎていると、伝えたいことがぼやけてしまいます。

また、聴き手に勘違いをさせてしまわないためにも難しい呪文言葉はNGです。

1スライド1メッセージ

これは、定番ルールになっていますね。
伝えたいことがいっぱいあると、ギュウギュウに詰め込みたくなってしまいます。

しかし、情報が多すぎると聴き手が混乱してしまい、最後まで集中して話を聞いてもらえなくなるのです。

何を伝えたいのかを明確にして、聴き手がイメージしやすいように画像などを入れることが大切です。

あれこれ書かずに、簡潔に伝えたいことだけを書きましょう。
慣れないうちは殺風景で心細くなるかもしれませんが、シンプルなのが一番です。

キャプチャ

ごちゃごちゃとしたイメージしか残らず、「けっきょく何が言いたかったのか分からなかった」では悲しすぎます。

誰もが分かる言葉で伝える

分かりづらいものは、聴き手の身近なものに置き換えて表現しましょう。
業界用語や専門用語で話してしまうと、伝わりにくくなってしまいます。

聴いてもらうために話すのですから誰にでも分かりやすい言葉で伝える努力をしましょう。
呪文言葉は、誤解の元です。

難解な言葉を並べるのは、ただの自己満足にすぎません。
難しいことを分かりやすく表現出来る話し手こそ魅力的だと思います。

キャプチャ2

聴き手のメリットを伝える

どんなメリットがあるのかを明確に伝えることが重要です。
人間はまず感情が動かされ、興味を持って、やっと話を聞く準備をする生き物だそうです。
分かりやすい言葉で、どれだけお得なのかを具体的に伝えましょう。

また正直にデメリットを開示することで信頼を得ることができます。
デメリットを上回るメリットで締めくくると聴き手に刺さるメッセージを送ることができます。

プレゼン資料のレイアウト

シンプルが一番です。
図表を大きくして、しっかり主張しましょう。
広告や説明書などのように、色々と盛り込むのは良くありません。

見やすいフォントサイズ

種類は、日本語だったらMSゴシックまたはメイリオがオススメです。
英語だったらArialをオススメします。

フォントサイズは、24pt以上にしましょう。
ドカーンと主張したい場合は、もっと大きなサイズでも良いと思います。

大きな会場でのセミナーなどは、後ろの聴き手にも見えるように大きなサイズを使ってくださいね。

図表は整列させる

図表のズレはパソコンで作っているときには気にならないのですが、大きなスクリーンに表示されるときにかなり目立ってしまいます。

横並び、縦並びなどビシッと揃えましょう。

PowerPointではガイドの線を設定することで、線に合わせて位置を揃えることができます。
ぜひご活用ください。

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余白は多めに

グラフの要素と要素の間隔を広めにとると見やすくなります。

テキストと図表の間隔も広めにとって、聴き手側の負担を減らしましょう。
ギュウギュウにしてしまうと、聴き手が読むことに疲れてしまいます。

最後まで集中して聞いてもらうためにも間隔は広めにとりましょう。

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配色について(基本3色、多くても5色)

メインカラーを含め、資料全体で多くても5色までにしましょう。
各スライドでは、3色までにしましょう。
多色づかいにしてしまうと、見づらくなりポイントが伝わりにくくなってしまいます。

また、強い色ばかりを使うのもNGです。
聴き手の目が疲れてしまいますので集中力を削いでしまいます。

色づかいに悩む場合は、カラーパレットなどのウェブツールがあります。
デザイナーさんが公開しているサイトもありますので、色づかいに悩む方にはオススメしています。

また企業のイメージカラーをメインにすると、印象に残りやすいです。

私はこのサイトを利用しています。
SCHEMECOLOR (https://www.schemecolor.com/)
ここの色見本を用いると、色の指定が細かく設定できます。

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パワーポイントのスライドデザイン

画像を使うことで、イメージを明確に伝えることができます。
しっかりと伝えるためにも、メリハリをつけましょう。

また、文章よりも画像の方が記憶に残りやすいと言われています。

グラフの強調箇所をはっきりと

見せたい部分以外は、表示させないようにしましょう。
スッキリとしたグラフを見せることで、聴き手に直感的に理解してもらえるからです。

また、『増減』『成長』などを強調したいときは、横長のグラフは避けましょう。
のっぺりとしてしまい伝わりにくくなってしまうからです。

ギュッと縮めると、鋭角になるので聴き手に伝わりやすくなります。

比較する場合は裏付けをする数字を必ず入れましょう。

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画像は多めに、テキストは少なめに

スライドのメッセージは長くても20字以内に収めましょう。
重要なメッセージのエッセンスを短くまとめましょう。

プレゼン資料は読み物ではありません。
聴き手が読むことに集中してしまうと、話しを聞いてもらえなくなってしまいます。

どうしても必要なことは話し手が口で説明しましょう。
身振り手振りをして説明することで、聴き手の記憶に残ります。

添付資料は必須

さらに理解を深めてもらうためにもスライド資料だけでなく、詳細データや追加資料の配布は大切です。

あとで見返しても役に立つことが多いので、必ず準備しましょう。
信頼性を高めるためにも、細かい数値的根拠を示さなければなりません。

フォーマット化する

毎回最初から作成していたのでは、時間とエネルギーがもったいないです。

自分の型を作ってしまえば、別の資料にも使いまわしができるようになります。
テンプレート化することをお勧めします。

定期資料などは、Excelの図表とリンクさせておけば貼りつけ作業からも解放されます。
最後に、リンクの解除をするだけで済みますのでとても楽ちんです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

プレゼン資料は、ポイントさえつかんでおけば難しい作業ではありません。
分かりやすい言葉で、情報を必要以上に詰めこんではいけません。

シンプルなメッセージを心がけることで、聴き手に刺さるプレゼンができるようになります。
最後まで集中して聴いてもらえるように工夫をしましょう。

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