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必要とされる場所で

昨日はあちこちで成人式の晴れ着を着た人を見かけましたね。
髪飾りもすごく凝っていて、インスタ映えするやろなぁ~なんて思いながら見ていました。

夫が「あれ(着物)ってレンタルかな?」と聞くので「さぁ~どうやろか。今となればレンタルの方が賢いと思うなぁ。」と答えた。

当時20歳(19歳?)のわたしは、母に連れられて着物の展示即売会へ連れていかれ、予算を遥かにオーバーした着物を購入してしまった。

高校を卒業してすぐに働きに出ていたわたしは、「ローンの半分を負担するから、絶対これがいい!」と一目ぼれした着物を買ってもらった。

結局、成人式のほかに、友達の結婚式と、お正月に1度着たぐらいで、「娘ができたら、お下がりを・・。」なんて夢もかなわず、今だクローゼットの中で着物が眠っている。もったいない!

皆さんは、成人式の着物をどうしましたか?

ずっと置いておくのも勿体ないし、かといって二束三文で売るのも勿体ないし、誰かにあげるのが一番なんだけど、あげる人もおらず。

小物にリメイクしてもらうという手段もあるけれど、なかなかそれも、思い出を切り刻むようで・・。

整理収納アドバイザー失格ですね(笑)

「モノの本質を知る」という教えがあって、モノがその役割を果たせていなければ、持っている意味がないそうです。

箪笥の肥やしでは、着物が一番可哀そうってこと。

分かってるんです、頭では(笑)

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困っているのが、「ひな人形」もそう。

祖母が買ってくれたひな人形。
実家にずっと置いてあったんですが、引っ越しを機に持って帰ってきたものの、子どもはいないし、出して飾るスペースもない。

捨てるのはもちろん勿体ないけど、だいたいどこのご家庭も、おじいちゃん、おばあちゃんが買ってくれたり、お母さんのお下がりとか、他人から譲ってもらうってあまりないですよね?

一番いいのは、「必要としているところで大切にしていただけること」なんですけどね。

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いくつかある活動の中で、「動物保護団体へのサポート」というものがあります。

動物保護団体の方が、手術代の支援を求めていたら少額だけど寄付したり、Amazon欲しいものリストに載っている物資を送ったり。

どちらもお金がかかるので、そんなに頻繁にあちこちへ送ることが難しいのが正直なところ。

先日、「いらないタオルが欲しい!」というSOSがあったので、図書館に来られる方に「いらないタオルがあれば、持ってきて欲しい。」とお願いしたところ、快く持ってきてくださった方が3名もいて、我が家のタオルも併せて2か所の団体へ寄付することができました。

タオルを持ってきてくださった方も「あぁー良いことしたな。」っていう気分になるし、わたしも「あぁーわたしの呼びかけに賛同してくれて嬉しい」っていう気分になるし、もらえた方もきっと嬉しいはず。

着物もひな人形も、必要とされている場所へお嫁入りできるよう、いい方法を探してみます。

いただいたサポートは、癒しの珈琲代に使わせていただきます♡