TOP画像は数年前に行った広島旅行で撮った広島城。たけし城じゃないです。

GW中にディズニープラスに入るか入らないか問題がありましたが、結局加入はせず、現在加入済みのサブスクのみで過ごすことができました。
バラバラと予定が入ったのも、海外ドラマ『LOST』見たい熱に負けてディズニープラス未加入で済んだ要因かも。

で、ちょっとした作業をしつつ流し見にちょうど良さそうだし、とりあえず１話だけでも観てみるか、と流しはじめた「令和版　風雲！たけし城」。
タイトルにもある通り、「１話観てみてつまんなかったら別のにしよ～」くらいの気持ちだったんですけどね。結局シーズン１の７話全部観ちゃいましてね。まぁ１話30分くらいだし、私も別のことをしながら流してた、というのもあったと思いますが。

で、たけし城。

ネットニュースなどで「しょっぱなからたけし不在かよ！」みたいな情報は知っていたのですが、個人的にはあんまり気にならなかったです。確かに、ちょっと冗長に感じる部分もあったけど、やっぱり理不尽なたけし城に挑戦者たちが果敢に挑む姿は見ていていいですね。

私は世代でもあるので「たけし城」がどんなもんか知っていますが、簡単に説明すると「面白と理不尽に特化したアスレチックに振り切ったSASUKE的なアトラクションステージをクリアして、たけし城君主、たけしを落とせ！」って感じです。
ただ、各種アトラクションは基本的にたけし側のやりたい放題。池に浮かぶ小さな小島を渡って対岸までたどり着けたらクリア。でも途中で沈む石があったり、ぐらぐら揺れるつり橋を渡り切ればクリアだけど、途中でたけし軍の敵がバレーボールぶつけてきたり。

たけし城側はもちろんたけしが殿なんだけど、挑戦者を率いていたのは谷隼人隊長。正直、俳優としての谷隼人はあまり存じ上げず、私のなかでは完璧に「たけし城の隊長」先行です。

で、令和版のたけし城。

世界的に番組販売をしているようなので、グローバルを意識してるんだろうなぁって部分や、キャラが立ってるからアトラクションクリアできなくても次のステージに進めるというテレビ的謎システムももちらほらありましたが、まぁ、そこまで気にならなくもないというか……（たまに気になったけど）。
緑山スタジオ（だと思う）に昔懐かしのステージを再現していたり、バブル時代のようなお金のかかったセットを組んでいて、なんだかその光景だけでも「やっぱテレビってこんくらいお金かかってた時代が非現実的で楽しかったよね！」と感じてしまいました。

そして何より、登場していた一般の挑戦者の方々が本当に楽しそうに一生懸命アトラクションに挑む姿がよかったです。「その落ち方～！」みたいなガチだからこその面白さもあるし、「34年前のたけし城に、自分だったり親が出場してそのリベンジに来ました」みたいな方もいたり、全員が心から楽しんでる様子が伝わってきた。
お邪魔むし軍団の芸能人たちもすごく楽しそうで、途中でインサートされる撮影合間風景の「出れるなんて思ってもいなかったしうれしい」ってコメントも、本心なんだろうなぁって素直に受け取ることができたし。

やっぱり斜に構えるんじゃなくて、できる／できない、敵味方関係なしに、失敗しても全力で立ち向かっていく姿って見ていて気持ちいいですね。
「アメリカ横断ウルトラクイズ」とかも大好きなんですが（数年前のお正月にケーブルで一挙放送していてずっと見てた）、これも同じような雰囲気を感じているからだと思います。どうでもいいけど、ウルトラクイズって世界一お金のかかったクイズ番組としてギネスに認定されているようです。バブルってマジですごい。バブルって怖い。

そんなこんなで、シーズン２があったとしてもまだまだ先になるとは思いますが、「ながら見」にはおすすめのバラエティなので、家事の合間などに流しっぱなしにしておくのおすすめです。総合司会（っていうの？）のバナナマンもよかったし。

出場者募集してたのなんてしらなかったな～。ちょっと出たいと思っちゃうけど、このなまり切った体じゃ瞬殺でリタイヤなので、私はやっぱり次のシーズンがあっても見るだけにしておこうと思います。